早ければ早いほど良い!お正月に親子で考えてほしいお金の話

2017/12/14

家族、特に両親とのお金の話は、

なかなかしづらいものですよね。
 
親子共に歳を重ねてくると、
気になることも増えてきます。
 
老後の生活、介護、果ては相続。
 
いずれも大切な問題ですが、
お金の準備も絡めて話すとなると、
話題にしにくいのが現実です。

 『まあ、我が家は大した資産もないし、
  家族も仲が良い。きっと大丈夫だろう』
 
あなたもこのように考えているのでは
ないでしょうか。

 
しかし、財産に対する考え方は、
子供と親で、大きく異なることもあります。
 
子供が知らない財産があったり、
あると思ったものを実はもう手放してしまっている、
ということも珍しくありません。
 
今は健康でも、高齢ともなれば、
大病や認知症の恐れがつきまといます。

いざ、療養や介護に直面して、
お金のことで困るのは、子供のほうです。
 
だからこそ、まだ健康なうち、
手遅れになる前に、お金の話をすることは大切です。
 
それは、ご両親が最高の老後を過ごし、
療養や介護生活を安心して送るためでもあります。
 
 
今回は、家族信託のご相談で最近訪問した
あるご家族でのご面談を事例に、
早い時期から親子でお金の話を始める大切さを、
考えていきたいと思います。
 
 
先日、40代女性のAさんご家族のお宅を訪ねて、
宮城県へと足を運びました。
 
きっかけを作ったのは、
Aさんの夫でした。
 
当社のセミナーで認知症による財産凍結や
家族信託のことを知り、妻であるAさんにも紹介したところ、
一度、両親と話をしてみようということになったのです。
 
私も家族信託の専門家として、
同席させていただくことになりました。
 
 
ご実家には、Aさんのご両親がお二人でお住まいです。
 
父親は81歳、母親は75歳になりますが、
音楽や川柳などを嗜みつつ、元気に暮らしています。
 
一方、次女であるAさんは、
東京にお住まいです。

Aさんの姉である長女も、
静岡県在住で、ここ最近はなかなか家族が揃う
機会が無かったようです。
 
 
山盛りのミカンが置かれた
ちゃぶ台を囲み、家族会議のスタートです。
 
 「今日は、お父さんとお母さんが
  将来どうしたいと思っているか、
  聞かせてもらいたくて来たの」
  
Aさんは、遠く離れて暮らしているからこそ、
ご両親の今後の生活や、将来の認知症や介護のことを
今から考えておきたいという想いを伝えました。
 
さらに、両親が持つ財産の管理を姉に任せるような仕組みがあることや、
それが両親にとっても良いのではないかと
考えていることも伝えました。
 
ご両親も
 『娘たちには、負担はかけさせたくないからね。
  自分たちの貯めてきたお金から出してほしい』
とおおむね、ご賛同の様子でした。
 
 
ところが話をしていくと、
少しずつですが親子の認識にはズレがあることが
明らかとなってきました。
 
たとえば、当日は都合がつかずに来れなかった、
姉と父親の過去のやり取りです。
 
前回、姉が実家に戻ってきた際に、
父親は財産のことを
 『もう託したから』と言います。
 
今回の帰省にあたり、
Aさんは事前に姉妹で話をしていました。
 
その姉が言うには、
 「通帳の場所などを教えてもらっただけで、
  特に託されたような覚えはない」
 
あるいは、Aさんがあると思っていた畑は、
両親が娘たちに知らせないままに、
すでに売却していたことがわかりました。
 
 
また、一番の問題である実家の取り扱いについても、
時間をかけた話し合いが必要そうです。
 
ご両親のご希望は、
 『娘たちの代までは残して欲しい』
 
しかし娘からすると、
東京と静岡での暮らしがあります。
 
宮城に戻ってくる予定もないので、
どうすれば良いのか、思案してしまいます。
 
加えて、お父様名義と思われた実家とその土地は、
いずれも父・母半分ずつの名義でした。
 
これではどちらかが認知症を患い、
意思能力を失ってしまった時点で売却しようにも、
売却できなくなってしまいます。
 
わずか2時間あまりの家族会議でしたが、
次々に知らないことが出てきました。
 
親子関係も良好で、頻繁に連絡を取り合っている
ご家族ですら、親子の間でさまざまな
ギャップがあることが分かったのです。
 
今回は初めての機会でしたので、
家族信託については大枠の内容をご説明した程度で
終わりました。
 
Aさんのご家族も、これから時間をかけて、
ご両親のこれからと財産のあり方について、
検討していくことになります。
 
とはいえ、お互いの考え方や想いに、
違いがあることが分かるだけでも、
今回Aさんが家族で話し合える場を設けたことは価値がある。
 
あらためてそう感じました。
 
 
とは言っても、両親への話の切り出し方は、
多くの子世代にとっての悩みです。
 
もちろん親にしてみれば、自分が死んだ後の
財産の話ともなれば面白いはずがありません。
 
 「いくら貯金があるの?」
 「口座を開いている銀行は?」
 「遺言を書いてよ」
 
こんな質問をしてしまえば、
生前の財産管理はおろか相続対策の永久レッドカードすら
出てしまうかもしれません。
 
しかし、家族信託は違います。
 
家族信託の目的は、
ご両親が豊かに、健やかに老後を過ごしてもらうために
子どもが財産管理を行うものです。
 
ご両親の死後の話ではありません。
 
ご両親の生前の話、それも健康で長生きするために
家族全員にとって意味のある話です。
 
今まで愛情を注いでくれた両親が
後悔しないような形で老後を過ごしてほしい。
 
そのために、もし介護が必要になったら、
自宅か、施設か、それともどんな形がいいのか。
 
あるいは旅行をして過ごしたいのか、
趣味に没頭したいのか、
途切れさせたくない交友はあるか。
 
このようなご両親がいつまでも心豊かに生活する
環境を整えるための質問を投げかけてみましょう。
 
 
ゴールは、家族全員でこれからの生き方の
共通認識を持つことです。
 
面と向かって言うのが、厳しいなら、
手紙を書いてみるのも有効でしょう。
 

まもなくお正月で、
家族が久しぶりに揃う機会もあるかと思います。
 
ご両親が70代以上であれば、
すぐにでも先のことを考えることをお勧めします。
 
ぜひ、将来の生活のこと、介護のこと、
そしてお金のことを少しでもいいので
話題にあげてみてはいかがでしょうか。
 
 
日本財託 資産コンサルティング部 家族信託コーディネーター
横手 彰太(よこてしょうた)
 
◆ スタッフプロフィール ◆
  
鹿児島県阿久根市出身の45歳。
 
資産コンサルティング部アセットプランニング課で、
相続対策や法人設立、家族信託など、
お客様の資産を守り増やしていく提案を行っています。

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