これからも元気でいてほしい祖母のために
2019/12/26
「この前、新しいコートを買ったよ」
毎年、誕生日や敬老の日になると、今年89歳になった祖母に商品券を渡しています。
祖母が一番欲しいものを買ってもらいたいと思いプレゼントしているのですが、「なかなか買うものが無いよ」と貯めがちになってしまうとのこと。
その貯まってしまった商品券を使って、今年はコートを新調したことを嬉しそうに報告してくれました。
両親がアパレルの仕事をしている関係で、土日や祝日は家にいないことが多く、昔から学校のない日は祖父母と過ごしてきました。
小さいころからサッカー好きの私がボールで遊ぶときには、よく祖父が付き合ってくれていました。
そのこともあって、もともとはおじいちゃん子でした。
高校はサッカーに打ち込むため、地元を離れて、山梨の強豪校に進学。
サッカー漬けの毎日を送ってきたのですが、高校卒業間際に祖父が亡くなりました。
やむを得ないとはいえ、離れていた分、一緒に過ごす時間が少なくなってしまい、そのことを後悔しました。
『だったら、おばあちゃんと過ごす時間はもっと大事にしよう』
大学進学と共に、実家に戻ってきたこともあったので、祖母と過ごす時間を可能な限り増やしてきました。
まずは、日々の家事の手伝いです。
特に洗濯物を干したりなど、身体の負担の大きな家事は積極的に手伝いをしてきました。
また、お祝いの時には一緒に外出もしてきました。
昨年、米寿を迎えたときには、私を含め総勢7人の孫が集まって、祖母をディズニーホテルへ招待しました。
祖母は大のディズニー好きで、よく姉ともディズニーランドへ出かけています。
仕事を始めて実家を離れてからも、3~4ヶ月に1度は会いに行くようにしています。
私は昔から高幡不動にしか売っていない「開運堂の不動せんべい」が好きなのですが、祖母は3袋も4袋も準備して、待ってくれています。
特に帰省することは伝えていないのですが、祖母はいつ帰るかもわからない私のために、毎回買いに出かけてくれているのです。
私が会いに行けば、祖母はとても喜んでくれます。
そして、その気持ちに私も嬉しくなります。
来月、身内だけで結婚式を挙げるのですが、いつも歓迎してくれる祖母のために、実は、ちょっとしたサプライズを予定しています。
おばあちゃんが喜んでくれたら。
これまでの感謝と、これからも元気に過ごしてもらいたい、そんな想いをもって、おもてなしができたらと思っています。
日本財託 資産コンサルティング部
平塚 拓真(ひらつかたくま)
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都府中市出身の27歳。
資産コンサルティング部に所属し、東京中古ワンルームを通じて、お客様の老後の不安を解消することを目指しています。
年末年始は実家に帰り、祖母を交えて家族でのんびり過ごしたいと思います。