「逆境で感じた『互いに助け合う』文化」
2020/07/16
社員とのゴルフ時の写真|右から2番目が久米さん
当社では社員が日頃、意識すべき事柄をまとめた「21の行動指針」を定めており、
そのなかのひとつに『互いに助け合う社風』があります。
このカルチャーは社員全体に浸透しており、
私も普段の業務では周りの社員に助けられています。
私は今年の1月から配置転換で、人事担当から総務担当に変わりましたが、当初はつまずきの連続でした。
これまでの部署では複数人いるチームのメンバーとして仕事を遂行してきました。
しかし、総務担当は上司を除けば、自分ひとり。
仕事に対する結果は、すべて自分自身の責任です。
特に印象深いのは、総務担当となって間もなく、
社員用の新たな休憩室を開設することになったときのことです。
実務の面は私がすべて担当したのですが、内装会社を選ぶ際、見積もりを取る際の要領が悪く、
コストが高く出てしまい、結果として仕切り直しに。
その後のテーブルやいす、パーテーションなどの備品の発注でも、スケジュール意識が薄く、
揃うまでに想定以上の時間がかかるなど、立て続けにミスをしてしまいました。
迷惑をかけてしまったこと、何より期待に応えられないことに苦しみました。
しかし、こうしたミスがあるたびに、直属の上司をはじめ、関わった部門長の皆さんが
それらの問題に対しどう対処すればよかったのか、また今後の業務で何を考えて行動していけばよいかなどを
時間を割いて指導してくれたのです。
「ここでへこんでいてはだめだ」
周りの協力は心強く、私を奮い立たせてくれました。
そうして改善に向けて努力し続けることができました。
これが生かされたのが、新型コロナウイルス対策です。
当社でも感染防止のため、マスク調達先の開拓や、体温計や消毒液の噴霧器などの必要な備品を用意することに。
その際、スピード感にこだわって行動することができました。
その結果、きょうに至るまで社員のなかに感染者はおらず、
またお客様への感染阻止にもお応えすることができたかなと思います。
今年の5月、社内で行われた上半期業績発表会で、優秀社員賞を受賞させていただきました。
しかし、私自身、自分を優秀だとは思ったことはありません。
同僚の協力や上司の指導のおかげで、業務を遂行することができましたし、
自分自身の成長にもつながったと思っています。
これまでは、まわりから助けてもらうばかりでした。
次は自分がまわりをサポートし、価値を提供する番です。
「互いに助け合う」ことを念頭に、今後もお客様の資産形成を
縁の下からサポートしていきたいと思います。
日本財託 経営企画本部 人事総務部 久米 康涼(くめ こうすけ)
◆ スタッフプロフィール ◆
千葉県我孫子市出身の31歳。
人事総務部に所属し、主に設備管理や社内規定の整備を担当しています。
コロナの感染予防のため、一日中マスクを着用していると、
サイズが合っていないのか頻繁に耳が痛くなることが最近の悩みです。