目的は不動産の購入ではなく、「資産家になる」お手伝いをすること
2020/08/06
(左)セミナー講師として前に立つ田村さん|(右)ラッパーとしてステージに立つ田村さん
昨年の6月、騒音問題や設備故障などの不動産に関するお困りごとを対応する部署から、お客様に収益不動産をご紹介する資産コンサルティング部へ異動しました。
お一人お一人に異なるお悩みや不安と向き合うことに時間を費やし、信頼関係を築くことを心がけています。
それは、『不動産の営業マン』というよりも、チームのリーダーが常々口にしている『目の前のお客様を資産家にする』という目的を体現するために必要なことでした。
「とりあえず不動産が欲しいんだよね」
昨年の11月、あるお客様からご相談を受けました。
お客様の多くは、老後資金や年金問題などを受けて、将来の生活に大なり小なり不安を抱えてご相談に来られます。
しかし、最初お会いした時には、こうした不安を感じることはできなかったのです。
いったい、何を目的に不動産を購入したいのか、と不思議に思い、ヒアリングを続けてみると、すでに不動産を4戸も所有していたのです。
さらに、定年を迎えるまでにはローンを完済し、老後の生活に困らないほどの家賃収入を得るつもりだとおっしゃられました。
ほとんどフルローンで購入した中古のワンルームで、与信枠はほとんどありません。
返済計画を伺っても、的を射ない答えしか返ってきません。
試算してみると、退職金を使い切っても、全てを完済するのは80歳頃。
夢に描いている老後生活は、到底叶いそうにもありません。
「物件はご紹介できますが、いまは購入すべきではないですね」
待っていた答えとは真逆の言葉に、お客様は目を丸くされます。
ひとつひとつ理由を説明していくと、お客様は真剣な表情に変わっていきました。
「こんなことを言ってくれるのは田村さんだけだよ。みんな僕には、買わせようとしてくるんだ」
長い夢からさめたようなお客様の言葉に、自分の提案が響いてくれたことを感じました。
『お客様を資産家にする』
その言葉を体現するために、一緒に返済計画を見直すことにしました。
その後も、このお客様とは連絡を取り続け、先月、お客様をご紹介いただきました。
『僕は買えなかったけれど、ようやく田村さんに少しだけ恩返しができた。僕のことはいいから、この方の相談に乗ってください』
届いたメールには、そのような文章が添えられていました。
そして、自分の選択は正しかったと、確信することが出来ました。
現在の部署に異動し1年が経ちましたが、様々なお客様とお会いできることが楽しく感じています。
特に、お客様が抱く夢や将来の目標を伺うことが出来た瞬間は、何事にも代えられない喜びと同時に、『このお客様を資産家にする』という使命感に駆られます。
お会いするお客様が抱く不安と、とことん向き合い、一人でも多くの方の経済的自由を実現するため、これからも頑張っていきたいと思います。
日本財託 資産コンサルティング部
田村 成騎(たむらなるき)
◆ スタッフプロフィール ◆
静岡県静岡市清水区出身の28歳。
資産コンサルティング部にて、東京・中古・ワンルームによる資産形成のお手伝いをしています。
資産形成のご相談がございましたら、こちらまで!
tamura-n@zaitakukanri.co.jp
特技は本場渋谷で修行したフリースタイルラップ。社内イベントでも観衆の心を掴むパフォーマンス力は好評。
コロナウイルスの影響で、最近は趣味のサウナに足を運べていません。
とはいえ、本日8月6日は私の誕生日ですので、少しだけ仕事から離れて、誕生日を楽しみたいと思います。