自分に与えられた責務を果たす
2020/09/24
現在、私はコンサルタントとして、多くのお客様に投資用のマンションをご紹介しています。
不動産投資は老後の生活に有効な資産形成のひとつですが、安い買い物ではありません。
だからこそ、コンサルタントの仕事は、お客様やそのご家族にとって、大きな責任を伴っていると感じています。
責任感と言えば、大学時代に所属していた野球部での出来事を思い出します。
「もっと、しっかりしろ!」
怒気を含んだ監督の声が、うつむいた選手達に向けられます。
大学4年生の私たちにとっては、最後の大会。
6チームの総当たりで繰り広げられるリーグ戦で優勝し、地区の代表決定戦で勝たなければ、全国への道が閉ざされ、引退が決まります。
しかし、私たちのチームは全15戦のうち、5戦を終えたところで最下位。
残り全勝しなければ、到底優勝することはできません。
そんな危機的な状況で落ち込む選手達に、監督やコーチたちの堪忍袋の緒が切れてしまいました。
もう後がない状況で、チームの主軸を務める私をはじめ、この大会が最後となる4年生が中心となり、改めて優勝を目指すことを目標に掲げ、その日から野球漬けの日々を送りました。
リーグ戦では、負けそうな展開でも最後まで食らいつき、ひとつ、またひとつと勝ち星を増やし、最終戦も連戦連勝の勢いそのままに勝ち切り、見事優勝!
「まだ野球ができるぞ!」
チーム全員で抱き合い喜びあいました。
地区の代表決定戦はリーグ戦から4日後。
早速、その試合に向け翌日から練習が再開したのですが、体が思うように動きません。
ついには、グランドで倒れて、救急車で運ばれる事態になりました。
症状は「ストレス性の外耳炎」。
チームの主軸として『自分が打たなければいけない』という強い想いが災いしたのか、いつの間にか私の体は悲鳴を上げていたのです。
病院に運ばれた当日は、三半規管がマヒしているのか、歩くことはおろか、ベッドから体を起こすこともできません。
運命の代表決定戦は2日後に迫っています。
これが大学生活で最後になるかもしれない試合。
チームの主軸を任されている責任感から、絶対に試合へ出場したい想いを医者に告げ、なんとか試合に出場できるよう取り計らってくれたのです。
試合前日には、ようやく体を動かすことができるようになり、当日の朝は点滴を打ち出場。
試合中も痛み止めを打ちながら戦い抜きました。
その結果、代表選も勝利し、全国大会の出場を決めることができました。
現在は仕事柄、日本各地に足を運び、お客様の状況をお伺いし、最適な資産運用のご紹介をしています。
移動が重なり、疲労を感じることもありますが、現在は、体が悲鳴を上げる前に、きちんと体調を管理して仕事に臨んでいます。
これからもお客様からの信頼に、責任感を持って応えていきたいと思います。
日本財託 資産コンサルティング部
安良岡 将太(やすらおかしょうた)
◆ スタッフプロフィール ◆
栃木県栃木市出身の25歳。
資産コンサルティング部にて、東京中古ワンルームを通じて、お客様の老後の不安を解消することを目指しています。
健康維持のためダイエットを始めました。炭水化物を摂取せず、肉や野菜などを多く取るようにした結果、3週間で10㎏ほどの減量に成功しました。