感謝のコンビニ
2020/10/08
普段からよく利用するコンビニ。
「ありがとうございました!」
店員さんの挨拶が聞こえると、つられて挨拶しそうになったり、レジ待ちをしている方がいると、空いているレジに案内をしそうになったりします。
その理由は十代ころから、トータルで6年ほど、コンビニでアルバイトをしていた経験から、反射的に体が反応してしまうからです。
初めてコンビニでアルバイトを始めたのは、18歳の頃です。
地元茨城では、時給1000円を超えているバイトはごくわずか。
その中でも、コンビニの夜勤バイトを選んだのは、時給に加えて、そこまで特別な能力は必要がなさそうで、近所にあったという理由からでした。
しかし、実際に働いてみると、様々なマニュアルが存在し、また商品の種類も多く、覚えるのにひと苦労。
極めつけは、来店する様々な「お客様」への対応の難しさです。
お店には老若男女、様々なお客様が来店され、対応する必要があります。
「ちょっと貸してくれ」
あるおじいさんは、こちらが止める間もなくレジ前のライターを手に取り、くわえていたタバコに火をつけて去っていってしまったり、こちらが接客をしている隙を狙って、たくさんの商品を入れたカゴごと店外へ持ち出して、車に乗り込み、そのまま走り去ってしまったり。
もちろん、そのようなケースでは上司と相談し、すぐに警察に連絡を入れましたが、驚かされるお客様がたくさんいらっしゃいます。
また、一緒に働く仲間も様々です。
朝から日中は主婦や外国籍の方が働き、夕方は高校生、深夜帯は大学生やフリーターの方など、多くの方と一緒に働く機会がありました。
なかには、コミュニケーションが取りづらい人もいましたが、仕事を円滑に進めるために、その人にあわせた話題を提供したり、話好きな人には聞き役にまわったりと、その人ごとに対応を変えながら仕事に取り組みました。
さらに何年も働いていると、その店舗の売れ筋や人が混み合う時間帯などがわかるようになり、それにあわせて商品を発注。店内のレイアウトも変えるなど、工夫を凝らしながら、なんでも任せてもらえるコンビニの店員として、成長していくことが出来ました。
この経験は、現在の仕事にも活かせています。
様々な入居者様のお困りごとに寄り添い、解決策をご提案し、オーナー様との交渉では、納得していただけるようきちんとご説明することを心掛けています。
『たくさんのことを積極的に学び、たくさんの方とコミュニケーションをとる』
それが顧客満足を獲得するためのサービスにつながると信じて、私のモットーとして行動するようにしています。
日本財託に入社してまだ2年目ですが、初心を忘れることなく、私を育ててくれたコンビニにも感謝し、たくさんの入居者様やオーナー様と出会いながら、日々成長していきたいと思っています。
日本財託管理サービス 管理部管理課
菊田 修史(きくたしゅうじ)
◆ スタッフプロフィール ◆
茨城県土浦市出身の34歳。
管理部管理課で、室内設備不良の修理受付をはじめ、漏水や騒音の様な住戸間のトラブルを対応。
快適な住環境の維持のため、入居者のお困り事の解決を行っています。
去年からゴルフ用具を買って練習を始めました。庭ゴルファー歴は早1年ですが、グリーンデビューはまだまだ先になりそうです。