後輩の意見も汲み取り最後の決定を下すリーダーへ
2021/04/22
私は小学1年生のころから野球漬けの日々を送ってきました。
野球をやるうえで一番の目標は、
やはり高校野球の憧れの地"甲子園"への出場です。
小さいころから努力を続けてきた結果、
過去にも甲子園に出場したことがある高校へ進学することができました。
とはいえ、130名以上もいる選手の層は厚く、なかなか試合に出ることはできません。
高校2年生の夏、先輩たちは甲子園出場を決めたものの、
私はスタンドから応援することしかできませんでした。
その悔しさをバネに練習により一層力を入れ、新チームでは試合に出場する機会を得ることができました。
また、私の高校ではキャプテンと副キャプテンのほかにも、
投手や外野手など、それぞれのポジションごとにリーダーを設けています。
毎年、新チームに移行したタイミングで、
選手同士の話し合いでそれぞれのリーダーを選出するのですが、
メンバーからの推薦もあり、私は内野手のリーダーとなりました。
リーダーの役割は、練習メニューの決定やミーティングの開催など、
内野手全員をまとめ指示を出す立場です。
多くの場合、リーダーを中心に上級生が練習メニューを決め、
下級生はその指示に従うことが通例でした。
ただ、後輩たちも言われるがまま練習をこなすよりも、自分の意見が反映された練習や取り組みがあれば、
より意欲的に取り組むことができると考えました。
「今の練習、どう思う?」
そこで私は同年代だけでなく、同じく内野を守る後輩たちにも意見を聞いて回りました。
すると、新たな練習方法のアイデアだけでなく、
練習や試合に対する上級生の姿勢についても意見が飛び出し、
私自身も気づかされることが多くありました。
とはいえ、全ての意見を取り入れることはできません。
出そろった案を見ても、どれも効果が期待でき正解はありませんが、
最後の決断をするのは私の役目です。
練習量や効果などから総合的に判断し、決めたメニューを部員たちに伝え実行してもらいます。
学年関係なく意見を出し合い悩んで決めたメニューでしたので、
私だけでなく、ほかのメンバーも納得して取り組み、
試合でも結果を残せた選手は多かったように感じます。
最後の夏の大会に向け、順調に仕上げていった矢先、
私は不運にも練習中に大きな怪我を負ってしまいました。
練習にすら参加できない日々に、悔しさややりきれなさは拭いきれません。
ただ、プレーはできませんでしたが、内野手のリーダーとして、練習メニューを考え、
甲子園出場のために全力でサポートを続けました。
グラウンドで汗を流す選手たちも、"私の分も"と一層声を出し、白球を追いかけ続けてくれました。
残念ながら大会までに怪我は完治せず、
『甲子園出場』という目標は達成できませんでしたが、
両親や仲間のサポートもあり、大学4年間も野球を続けることができました。
現在は日本財託に入社し、賃貸募集の営業スタッフとして
1日でも早く入居者を決めて、1日分でも多く日割り家賃をオーナー様にお届けすることを使命に、
業務に携わっています。
入社してようやく1年が経ったところで、まだまだ勉強不足なところもありますが、
大切な家賃設定を行う際には、仲介会社の担当者と情報交換を行い、周辺相場の調査をして、
オーナー様に最適なご提案ができるよう努めています。
オーナー様の収益最大化をサポートできるよう、
学びの多い日々をこれからも過ごしていきたいと思います。
日本財託管理サービス 賃貸営業部 諏訪 裕次郎(すわゆうじろう)
◆ スタッフプロフィール ◆
埼玉県さいたま市出身の23歳。
賃貸営業部の賃貸コンシェルジュとして入居者募集を行い、オーナー様に1日でも早く日割り家賃をお届けできるよう努めております。
趣味はゴルフで、野球をやらなくなった今、唯一体を動かせる場所でとてもリフレッシュになっています。