いつも心に「キャスト魂」
2021/06/17
私は昔からディズニーが大好きです。
幼いころは転勤で地方を転々としていたにも関わらず、
両親にお願いして車で夜通しかけてディズニーランドに連れていってもらったり、転勤先が千葉県になった時には年間パスポートを買って何度も通ったりしました。
そのような中で自然と私はディズニーランドのキャストに憧れを持つように。
いつもキラキラした笑顔で楽しそうにお仕事をしている、そんな姿が幼いながらにとても印象的だったのです。
「いつか絶対、キャストになる!!」
そんな気持ちが大きくなりました。
とはいえ、家庭はいわゆる転勤族。
そんなに都合よくなれるものではないかなという気持ちもありました。
転機となったのは高校3年生のときです。
このころ私は愛知県に住んでいましたが、父は都内で単身赴任をしていました。
県内に自宅を購入していたこともあり、自宅から通える範囲での大学受験を考えていた私に、「こっちでも受けてみないか?」と父が提案してくれたのです。
脳裏には自分の幼いころからのあこがれだったキャストさんの姿が思い浮かびました。
『夢が叶えられるかもしれない』
そして東京の大学を受験し合格、以前に父の転勤で住んだことのある千葉県に
引っ越しました。
懐かしい気持ちと同時に絶対に夢を叶えたいという気持ち、
いろいろな感情があったことを今でも覚えています。
新生活が始まってしばらくして、ディズニーキャストの面接を受けに行きました。
会場には多くのキャスト希望者がおり、
落ちるかもしれないという不安と緊張で心臓はバクバク。
それでも幼いころからの気持ちを最大限にぶつけました。
その結果、念願だったキャストになることができたのです。
合格の連絡がきたときは言葉にできないほど嬉しかったことを覚えています。
お仕事が始まってからは、私が憧れたキャストさんの姿を思い出し、
いつも笑顔で、遊びに来たお客様全員がディズニーをより好きになる接客を心がけました。
お客様の時間を頂戴していると意識して迅速な対応をすること。
私自身で判断ができないことには曖昧な回答はせず、必ず確認をすること。
常にお客様の気持ちを考えて行動すること。
大学卒業のタイミングでキャストは辞めましたが、
今も仕事をしている中で根底にあるのは、
この時に培ったお客様の立場になって考えながら業務をこなすことです。
現在の部署ではお客様に直接お会いすることはほとんどありませんが、
日本財託の「キャスト」として、電話での対応や正確な入金業務を全うすることで、
お客様に感動を届けられる存在になりたいです。
日本財託管理サービス 家賃管理部 藤村 美月(ふじむら みつき)
◆ スタッフプロフィール ◆
香川県高松市出身。
家賃管理部入金チームに所属し、オーナー様や入居者様、協力会社様からいただくすべての入金を確認し処理する業務を担当しています。
コロナ禍で最近はディズニーに行けてませんが、以前のようにディズニーシーのカフェでお酒と食べ物をつまみながら景色を堪能できる日が待ち遠しいです。