メッセージ入りの「名刺」と「お辞儀」がつないだ一生涯の関係
2021/12/09
娘さんを抱っこするY・Oさん
前職は新築アパートメーカーに7年間勤めていました。
最初の3年間は営業として、担当エリアを日々回り、
資産の活用方法のひとつとして、不動産投資のご紹介をしてきました。
とはいえ、営業マンに会ってくれるお客様はほんのひと握り。
さらに成約ともなると、
1000回訪問して3件の成約を頂けるかどうかが日常でした。
そのため、お会いするまでに何度もご訪問させていただく必要があります。
ご訪問する際に心掛けていることが2つあります。
ひとつ目は、お会いできなくても「また会いにきます!」と書いた名刺を投函すること。
もうひとつは、誰も見ていなくても、家を出る際には深くお辞儀をすること。
この2つだけは、どんな時でも必ず続けてきました。
あるお客様のご自宅には、お会いするまでに10回ほど訪問を致しました。
ただお忙しい方なのか、なかなかお会いする事が叶いませんでした。
ただ2年目の夏にご訪問しインターフォン越しに名乗ると、
「おぉ、君か」とご自宅に通してくださったのです。
理由を聞いてみると、
毎回メッセージが書かれた名刺を置いていくから名前は知っていたとのこと。
その日、庭で愛犬と遊んでいると、
太陽が照り付ける真夏に、汗をかきながら深くお辞儀しながら訪問している
若い営業マンの姿が目に入っていたそうです。
その後、自宅にもその若い営業マンが訪問をし、名前を聞いてみると、
そのメッセージ入りの名刺に書かれた名前だったことで、
一度会ってみようと思って迎え入れた、とのことでした。
いただいたご機会を無駄にしないために、
その日まで必死に考えてきた資産の活用方法をご説明させていただいた結果、
1カ月ほどで1億円を超える1棟のご成約を頂いたのです。
ご成約いただいたお客様とは、その後も定期的に連絡を取りあったり、
食事に招いていただいたりと関係が続いていくことが多いのですが、
あるお客様には海外旅行にも連れて行ってくださいました。
旅行が趣味のご夫婦で、お会いするたびに旅行の思い出話やお土産を頂いており、
あるときご主人から「君を旅行に連れていきたいのだが、長期の休みは取れるのか?」とお誘いを頂けたのです。
すぐ上司に相談し4連休をいただいて、
お客様と奥様、そして私の3人でアジアのある都市へと向かいました。
4日間の旅行中も家族の一員のように接してくださり、
旅の途中では「担当が君だから建てたんだよ」と心の内も話していただきました。
今でもそのお客様とは、2カ月に1度はお会いしているほどです。
お客様の人生に寄り添える機会を増やしたいと考え、
現在は日本財託の資産コンサルタントとして、日々お客様にお会いさせていただいております。
不動産投資は購入してからが本当のスタートです。
投資後には、心配事や不安に思われることも出てくることでしょう。
私は投資用不動産のご紹介だけでなく、
その不安を一生涯掛けて取り除いていきたいとの思いでお話をさせていただいています。
前職のお客様のように「会いたい」と言ってもらえるように、
これからも一期一会を大切にしていきたいと思います。
日本財託 資産コンサルティング部 Y・O
◆ スタッフプロフィール ◆
長崎県出身の30歳。
資産コンサルティング部に所属し、東京中古ワンルームを通じて、
お客様の老後の不安を解消することを目指しています。
娘の成長を日々感じられることが、最近の何よりの楽しみになっています。