【資産の組み替え】No.3
空室続きの1棟マンションからの買い替え！

　目下の悩みの種は、空室続きのマンションでした。20年ほど前に両親から相続した総戸数8戸の練馬のマンション1棟、相続したばかりのころは空室もなく順調なマンション経営ができていました。しかし、最近では建物の老朽化が進み、その影響で空室が長期化するようになってきたのです。妻が老人ホームに入居していることもあり、その費用を工面するためにも、家賃収入が不安定になることは、大きな問題でした。

　大規模修繕工事を行うため業者から見積もりをもらうと、なんとその額数百万円・・。将来、大規模な工事が必要になることを見込んで、あらかじめ工事費用を積み立てていればよかったのですが、そうしたことをしてこなかったので、とてもそんな金額を払う余裕はありませんでした。それに、工事を行ったとしても、それで空室が埋まる保証もありません。このままマンションを持ち続けるよりも、いっそのこと売却してしまったほうがいいのではと、随分悩みました。

　そんな時、たまたま新聞で日本財託さんを知り、セミナーに参加させてもらいました。そこで、中古ワンルームマンション投資に関する話を聞き、所有しているマンションを売却して、中古ワンルームに買い換えることを真剣に検討するようになりました。このままマンションを所有し続けていても、多額の工事費用が必要ですし、ワンルームマンションを複数持てば、地震や火災が起きたときにも、資産の全てに被害が及ばないのでリスクヘッジにもなります。また、将来の修繕のことを考えて、自分で資金計画を立てる必要もなく、手間がかかりません。こうして、練馬のマンションを売却して、ワンルームマンションに買い替えることにしました。

　ワンルームマンションに買い替えるにあたっては、できるだけ自分の家から近い物件を選びました。物件が近くにあれば、散歩がてらに物件の様子を見に行くこともでき、それが、高齢の私にとっては、健康のためにもなると考えたのです。

　ワンルームに買い替えてからは、毎月安定して家賃収入が入ってきているので、安心しています。また、将来子供に不動産を残すにしても、1棟マンションより手間のかからないワンルームのほうがよいだろうと、相続の面から考えても今回の買い替えには満足しています。

　また売却したマンション以外にも、自分で使用している築年数の古いマンションがあるので、こちらの買い替えも現在検討中です。

こちらの記事もおすすめ！