新宿のワンルームは１泊１万円！話題の民泊物件に泊まってみた（後編）
2016/05/12
★―――〔日本財託不動産投資情報マガジン〕 Vol.451 ―――――――――
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１. 新宿のワンルームは１泊１万円！話題の民泊物件に泊まってみた（後編）
２． マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫
３. ワンルームマンションの買い取りもお気軽にご相談ください
４．「サラリーマンのための東京中古マンション投資セミナー」
～参加者募集のお知らせ～
５． 編集後記
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■ 新宿のワンルームは１泊１万円！話題の民泊物件に泊まってみた（後編）
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本日のコラムは、前回に引き続き『民泊体験』について
ご紹介していきます。
前回までは、
日本財託の社員が初めて民泊を予約し、
ホストと出会うまでの流れをお話ししました。
≪前回のコラム（前編）はこちら≫
http://www.nihonzaitaku.co.jp/mailmag/category03/post-343.html
今回は、実際に宿泊した部屋の様子やホストから聞いた民泊の収益性、
そして体験したからこそ分かった
民泊の実態についてお伝えしていきます。
ホストと合流し、話しながら歩くこと約３分、
目当ての物件にたどり着きました。
物件は飲食店が立ち並ぶ目抜き通りを抜けた
交通量の多い交差点のすぐそばにありました。
白いタイル張りの外観が美しい
築年数の新しいマンションです。
オートロックの玄関を通ると、
すぐにエレベーターがあり、
目的の階まで昇りました。
部屋に続く外廊下からは、
新宿副都心のビル群が一望できます。
夜になれば、美しい夜景を楽しむことができるでしょう。
外国人受けも良さそうです。
ホストに鍵を開けてもらい
いよいよ部屋に入ります。
室内は白を基調とした内装で、
居室部分とキッチン、浴室などの水回りが分かれている
典型的な１Ｋタイプの部屋です。
７畳ほどの居室部分にはセミダブルのベッドと
二人掛けのソファーにローテーブルが備えつけてあります。
テーブルには、英語のガイドブックや東京の観光地図のほか、
カゴに盛られたフルーツやスナック菓子が置いてあるなど、
ゲストへの配慮を感じさせます。
そのほかエアコンやテレビはもちろん、
冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器など
簡単な調理器具や食器はひと通り揃っていました。
浴室にはタオルやシャンプー、リンスに加えて、
洗濯機も洗剤と一緒に設置されていました。
長期の滞在でも過ごしやすいように
工夫されています。
ゴミ箱はベランダに置いてあり、
室内は清掃が行き届いていて、
宿泊するには申し分ありません。
≪室内の様子についてはこちらから≫
http://www.nihonzaitaku.co.jp/bs/object/images/column_20160512.pdf
とはいえ、いざ夜になってみると、
慣れないベッドでなかなか寝付けません。
結局よく眠ることができませんでした。
翌朝、案内時にホストから聞いていた方法で、
チェックアウトです。
郵便受けに鍵を投げ入れるだけで、
ホストの立ち会いは特にありません。
アプリのメッセージ機能で、
鍵を返した旨とお礼を伝えて、
今回の宿泊はひとまず終了です。
チェックインからチェックアウトするまで、
マンションの住民と出くわすことは、
一度もありませんでした。
駅徒歩３分の築浅ワンルームで民泊を営み、
レビューでも高い評価を得ている、
この部屋のホスト。
どんな人なのか気になりますよね。
部屋を案内してもらう間に、
色々と聞いてみました。
ホストは、この物件の近隣に住む韓国籍の女性で、
見た目は２０代後半くらい。
新宿や渋谷などを中心に５部屋を借りており、
民泊として運用しているとのことです。
部屋の清掃は自分でやるか、
友人に頼んでコストを安く抑えていました。
『エアビーを今から始めても、
簡単には儲からない』と彼女は言います。
その理由は、エアビーならではのシステムと
競合物件の増加にあります。
民泊物件を紹介するエアビーでは、
物件の良し悪しはもちろんのこと、
ホストの評価も宿泊先を選ぶ基準になります。
ホストは宿泊者によって評価され、
その評価が蓄積されていきます。
そのため、早くから民泊に取り組んでいるホストほど、
多くの評価がつき、新規参入組は評価が少ないため、
同じ価格帯で比べられたときに、
不利になる可能性が高いというのです。
そのほかにも、以前に比べて物件が増えて
競争が厳しくなっており、稼働率が低く
明らかに収支が合わない物件も少なくないと言います。
民泊をしているからといって、
安易に稼げるような状況ではないようです。
実際、対応してくれたホストは大変親切で、
部屋の利用方法はもちろん、物件周辺のおすすめの飲食店まで
丁寧に教えてくれました。
民泊では、物件を提供するだけでなく、
ホストとして宿泊客をもてなすことも
欠かせない要素です。
一般のサラリーマンオーナーが
本業を抱えながら、高いレビューを獲得できるような対応を行うのは
簡単なことではありません。
また、今回宿泊したようなワンルームマンションの１室を
民泊として活用するためには、
旅館業としての営業許可を取得することはもちろん、
マンションの管理規約など、様々な問題をクリアする必要があります。
また、解決すべき問題は法律面や規約だけではありません。
特に今回の民泊体験で改めて実感したことは、
セキュリティの危うさです。
物件に住んでいる人にとっては、
見知らぬ顔の観光客が、自分の隣の部屋に頻繁に出入りするようだと、
当然不安になると思います。
加えて、手渡された鍵は宿泊期間中に、
簡単に複製できてしまいます。
エアビーのサイトから稼働状況、
つまり空室かどうかを確認できるので、
不正に出入りすることも難しくはないでしょう。
私の泊まった物件のオートロックは鍵を差し込むタイプでしたが、
別の社員が泊まったマンションは、
暗証番号を押して入るタイプのオートロックでした。
一度、番号さえ覚えてしまえば出入りは簡単です。
たとえ自分の部屋で民泊を行っていなくても、
同じマンションの中で１室でも民泊があるだけで、
セキュリティには不安が残ります。
実際、民泊禁止条項を管理規約に入れたマンションの管理組合では、
こういったセキュリティに関する危険性を、
大きな問題として認識しているようです。
さて、ここまで２回にわたり、
民泊を取り巻く環境について、
実体験を元にご紹介してきました。
宿泊先としての物件は大変過ごしやすく、
ホストの対応も丁寧で好感が持てます。
ただ、予約時の手続きの煩雑さや
物件のセキュリティ面を考えると、
まだまだ課題も多いのが実情です。
また、旅館業としての営業許可を取り、
管理規約を守って民泊を事業として行うには、
手続きも一筋縄ではいきません。
政府の検討会では、民泊のあり方に関して、
急ピッチで議論が進められているので、
今後の議論次第では、法規制について
大きな動きがあるかもしれません。
日本財託ではこれからも情報収集に努め、
民泊関連の大きな動きがある場合は、
その内容や今後の影響など
わかりやすくお伝えしていきます。
日本財託 マーケティング部 横尾 幸則（よこおゆきのり）
◆スタッフプロフィール
埼玉県大宮市出身の２８歳。
マーケティング部で、セミナーやＨＰの運営、
メールマガジンの執筆や広報活動を通じて
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。
ＧＷは知人のイベントを見るために岐阜の山奥へ向かうも、
渋滞に巻き込まれ往路に１０時間を費やす。
やはりＧＷに遠出はおすすめしません。
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■ ２．≪オーナー様の生の声 合計４８１話 ＨＰ掲載中≫
マンション投資を実践されたオーナー様の生レポート≪最新版≫
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《 実際に購入されたお客様の声とその物件をご紹介！》
【老後の年金を作る No.２５７】
『オーナー２１年目、親子二代でマンションオーナーへ』
Ｊ・Ｄ様 ６０歳 東京都在住
日本財託を知ったきっかけ：紹介
ご購入日：平成６年７月
ご購入物件:杉並区（東京メトロ丸の内線「東高円寺」徒歩９分）
平成２年築 他４戸
昨年の１２月、長年勤めた会社を定年退職しました。
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妻と２人で日常を楽しみつつも、
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■ ５. 編集後記
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コラムでご紹介したようにエアビーを利用して、
社員２名が民泊を体験してきました。
そのうちの１名が私です。
私は結婚するまで、実家暮らしを続けていたため、
一人暮らしの経験が１度もありません。
そんな私が１日とはいえ、
一人暮らしを体験することになったのです。
ところが宿泊中、
居室とユニットバスの敷居につまずき、
右足の親指を骨折してしまったのです！
はじめての一人暮らしの体験が
とんだことになってしまいました。
翌日から松葉杖生活が始まりました。
松葉杖に慣れておらず、歩くのにも四苦八苦。
普段なら自宅から最寄駅までは１０分程度の道のりですが、
２倍の時間をかけて駅までたどり着きました。
移動が大変なのは外だけではなく、
家のなかでも同じです。
テレビのリモコンを取るための
ちょっとした移動もひと苦労です。
あれを取って、これを持ってきてと
子どもたちにお願いしていると、
初めは心配してくれた子どもたちも、
そのうち、『忙しいから自分で取って』と
言われるようなってしまいました。
５歳の娘にいたっては、
言葉に反応すらせず、明らかに不機嫌です。
それもそのはず、私が怪我をしたせいで、
ＧＷの予定をすべて台無しにしてしまったのです。
ＧＷは家族でバーベキューをする約束をしていました。
怪我さえなければ、楽しい時間を過ごしていたはずです。
家の中でバーベキューは無理ですが、
その分、私が家族に料理を作って振る舞うことにしました。
これまでは、一人暮らしの経験がないことを理由にして、
家事は全て妻に任せっきりでした。
その私が料理レシピのアプリを参考にして、
卵スープを作りました。
「卵スープなんて簡単な料理」と思われるかもしれませんが、
食事と言えばカップ麺にお湯を入れることぐらいしか
できない私にとっては、
はじめて食材から作った立派な料理でした。
メインのおかずは妻に手伝ってもらい、
なんとか家族で食卓を囲むことができました。
味見をした限りでは、上出来でしたが、
肝心の子どもたちに受け入れられるのか。。。
どれどれと言いながら、
料理評論家のようにスープに口をつける娘。
『パパもおいしいものが作れるじゃん！』
見事合格点を頂きました！
すっかり気を良くして
ＧＷの最終日には、ハンバーグにも挑戦しました。
レシピを間違っていたのか、いつの間にか
煮込みハンバーグが出来上がっていましたが、
それでも子どもたちは喜んでくれました。
民泊体験をきっかけに、
料理を覚えることになるとは、
思ってもみませんでした。
自分が作った料理で
家族が喜んでくれるのは
本当にうれしいものです。
得意料理と言えるほどのものは
まだありませんが、
『今日はパパの作った料理が食べたい！』
そんな風に言われるように、
これからも週末は台所に立ち続けたいと思います。
日本財託 マーケティング部 K・K
◆スタッフプロフィール
横浜市出身の３７歳
マーケティング部所属し、セミナーやＨＰの運営、
メールマガジンの執筆などを通じて
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。
３人の子供と友達のような親子関係を改めて、
父親の威厳を取り戻したいと思っている。
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