14年間ともに歩んだかわいい『妹』
2021/06/03
愛犬「カレン」(左)と増田さん
私は、小さいころから犬が大好きで、犬を飼うことが夢でした。
そして小学生ながら、お年玉で貯めていたお金をコツコツ貯金。
5年生のとき、ついに犬を飼うことになりました。
犬種は「カニンヘン・ダックスフンド」という
ミニチュア・ダックスフンドの一回り小さい種類。
小さくて愛らしい姿から「カレン」と名付けました。
カレンとはいつも一緒。
甘えん坊な性格で、家では私の膝の上によく乗っかってきてくれましたし、
一緒に初詣に行ったり、旅行に出かけたりと、ペットというよりも
かわいい妹ができたような感覚でした。
ただ、社会人になってからは帰りも遅く、
犬と触れ合う時間も減ってしまいました。
そんなあるとき、母親から1通のメッセージが入りました。
「カレンの様子がおかしい。病院に連れて行くね。」
カレンは数年前から神経系の病気を患っており、
最近は小康状態でした。
(もしものことがあったら...)
会社終わりの電車で、不安な気持ちが膨れ上がり、
涙が堪えられなかったのを今でも覚えています。
カレンはいとこが経営する動物病院に入院することとなりました。
できるだけそばに居たかった私は無理を言って、
いとこの家でカレンと一緒に寝泊まりさせてもらうことに。
いつも当たり前にいたカレンがいない生活なんて想像できません。
(どうか、良くなってほしい)
段々と弱っていく家族を見るのは心が苦しかったですが、
傍で見守り続けました。
残念ながら、最期の瞬間は見届けることはできませんでした。
ただ、幸せそうだったと叔母から聞き、ショックは大きかったですが、
私との生活を幸せに感じていてくれていたのかな、と思うと安心しました。
カレンとともに歩んだ14年間。辛いときもありましたが、
彼女のおかげで頑張ってこれたように思います。
加えて、家族や友人、職場の同僚など私のまわりにいてくれる存在が、
当たり前のものではなく、幸せなことであると、改めて気づくことができました。
カレンがいなくなり前を向けなかった私に元気をくれたのも、犬の存在でした。
昨年、悩みに悩んだ結果、新しいワンちゃんを迎えることに決めました。
名前はティアラ。かれんとは正反対の活発でお転婆な子です。
この性格のおかげで、家族にも明るさが戻ったように思います。
私にとって、カレンもティアラも大切な宝物です。
日本財託 マーケティング部インサイドセールス課
増田 亜里紗(ますだ ありさ)
◆ スタッフプロフィール ◆
千葉県我孫子市出身。
マーケティング部インサイドセールス課にて、不動産投資に興味を持たれたお客様と電話やメール、イベントやキャンペーンの企画・開催を通じて、長期的な関係性を築き、コンサルタントへとつなぐサポートをしています。
コロナ禍でティアラとは散歩しかできていません。落ち着いたらドッグランや旅行に連れて行きたいと思っています。