実は奇跡の「当たり前の光景」
2021/08/19
親戚の方と新年のお祝いをする山口さん(右前)
今年もお盆の時期を迎えました。
例年であれば実家に帰省していましたが、
今年はコロナの影響もあり、家族と共に自宅で過ごしていました。
投資用の不動産をご紹介するなかで、
お客様のご家族の話を伺う機会がよくあります。
さまざまな家族の形を伺うなかで、
私も滋賀の実家のことをよく思い浮かべます。
コロナが蔓延するまでは、ゴールデンウィークやお盆の時期はもちろん、
年末年始にも冒頭の写真の通り、親族一同勢ぞろいで新たな年のお祝いしました。
30日に親族が集まったところで年越しの準備を始めます。
実家が慌ただしくなると、私は決まって息子とともに抜け出し、
近くのスキー場に向かいます。
一緒にスキーを楽しむようになってから息子も上達し、
いつしか2人の年末の恒例行事となりました。
年が明けると、京都出身の母が作る白みそのお雑煮が食卓に並びます。
もう何十年も食べ続けていますが、まったく飽きることなく、
むしろこのお雑煮無しでは、もう新年を迎えることができないくらいです。
1月2日には揃って京都や滋賀、福井など、
各地の寺社へ初詣に向かいます。
そのついでに、その土地の郷土料理や特産物を
食べて帰るのも楽しみのひとつ。
また実家では子供たちと共に百人一首や人生ゲームなどをしながら
のんびり過ごしてきました。
そんなとき、ふと思うことは、
もし自分の両親が出会っていなければ、私や兄弟たちは生まれていないということ。
また祖父母が出会っていなくても同様です。
そうやって先祖の数を指折り考えてみると、150年前には約30人にもなり、
さらに300年前だとご先祖様は1000人にもなります。
この流れがどこかで誰か1人でも途絶えていたとすれば、
私や家族は存在せず、年末年始に一緒に過ごすこともなかったのです。
そんなことを漠然と考えていると、
実はこれは奇跡の光景なんだなと思うようになりました。
残念ながら去年の年末年始はコロナの影響で
親族は集まることはできず、その奇跡の光景を見ることはかないませんでした。
(次会えるのはいつのことなのか)と
終わりの見えないこの状況に、ヤキモキすることもありました。
とはいえ、この状況でもできることはあると考え、同じく関東に住む弟夫婦とともに
テレビ電話で滋賀の実家とつなぎ、リモートで年越しのお祝いをしました。
両親の嬉しそうな姿を見ると、直接は会えなくても
同じ時間を過ごす機会を作れてよかったと思えました。
前職を含めると、東京のワンルームマンションを販売して26年ほどになります。
そのなかで多くのお客様と出会ってきましたが、
お客様ごとに奇跡のような系譜があり、ご縁があって出会うこともできました。
これまで本当に素晴らしいお客様とばかり出会ってきましたが、
これからお会いする方も含めて、多くの方に経済的自由を実現してほしいですし、
そのお手伝いをしていきたいと考えています。
みなさまにハッピーになっていただけるよう、これからも精進していきたいと思います。
日本財託 資産コンサルティング部 山口 隆志(やまぐちたかし)
◆ スタッフプロフィール ◆
大阪府枚方市出身。
資産コンサルティング部に所属し、東京中古ワンルームを通じて、
お客様の老後の不安を解消することを目指しています。
この数年の休日は、体が硬いながらもヨガで呼吸や体調を整えております。