愛犬のムクと共に写る横尾さん

なぜか分かりませんが、
毎年、年末年始には「いろいろ」あります。

今回も例にもれず、
冬休み第１日目に早速、大事件が起こりました。

１７歳になった実家の
愛犬ムクが亡くなったのです。

私はちょうど出先で、
すぐに動けませんでした。

しかし母と、実家に駆け付けた妹からのＬＩＮＥを見た瞬間から、
もう心ここにあらずの状態でした。

「これから向かう」

電車に飛び乗り、駆け付けた実家のリビングには、
いつもの愛らしい毛むくじゃら姿はもうありません。

私が向かっているうちに、ペットの葬儀屋さんが
亡骸を運んでいったようです。

主のいなくなったケージだけが
鎮座していました。

母が作ってくれたリゾットをほおばり、
いろいろな動画や写真を取り出しながら
３人でムクとの思い出を振り返りました。

ムクがやってきて以来、
常に我が家のコミュニケーションの中心でした。

面と向かって言いにくいことは、
『ねえ、ムク～　そう思うよね～』

お互いにムクに話しかければ万事解決です。

家族全員が、嬉しいこと、楽しいこと、
悲しいこと、なんでもムクをなでたり、
胸に抱きながら口にしていました。

そして、４年前の突然の父との別れの時。
３年前の祖母との別れの時。

でも、ムクはいつだって変わりません。

ご飯やおやつをねだって「ワン！」の一声に、
不安な心を支えられてきたのです。

そして、兄姉が結婚して出ていってからも、
母と共に実家を守ってくれていました。

ムクがいなくなって、
最大の気がかりは母のことでした。

これまでは誰かしらの家族と過ごしていた
母が一人になってしまうからです。

幸いにして、年始はにぎやかに
過ごすことができました。

以前の編集後記にも書きましたが、
お正月のたびに集合写真を撮るのが、
我が家の伝統です。

今年は、従姉と妹がそれぞれの旦那さんを、
そして私も妻を連れていったこともあり、
大人ばかり１０人の大家族が揃いました。

お節やお寿司を囲み、それぞれの家の話をして、
賑やかに過ごしたあと恒例の写真タイムです。

かつては我が家と叔父の一家で、
ちょうど１０人だった集合写真。

だんだん人数が減るばかりでしたが、
今年のお正月は久しぶりの大家族の写真となりました。

半分が子どもだった家族写真が、
ほぼ３０代以上の大人だらけになったのですから、
感慨深いものがあります。

しかも来年には、従姉の家の
次世代ニューフェイスが加わっているはずです。

先月は私が企画して、妹夫婦とともに、
谷中のレストランで母の誕生祝いをしてきました。

Fire TV Stickが誕生日プレゼントとして
ご所望だったので、
早速おすすめのコンテンツを紹介して楽しんでもらっています。

もう「ムクの顔を見に行くから」
という言い訳も使えないので、

しばらくは大宮にある眼科と皮膚科に
通うことを名目にして、
母の顔を見に行こうと思っています。

実は、昨年は義父の死にも立ち会いました。

別れが来るたびに、家族や親戚と過ごせる
「いつも」の時間こそが
いかに大切なのか思い知らされます。

不動産投資による家賃収入という不労所得は、
限られた人生の「自由時間」を増やせる
最大の武器だと確信しています。

これからも家族との時間を大切にできるよう、
自分自身の収入の柱づくりも、
一層進めていきたいと思っています。

日本財託　マーケティング部セールスプロモーション課
横尾　幸則（よこおゆきのり）

◆　スタッフプロフィール　◆
　
埼玉県大宮市出身の３１歳。
　
マーケティング部セールスプロモーション課で、
セミナーやＨＰの運営、 メールマガジンの執筆や広報活動を通じて
東京・中古・ワンルームの魅力を多くのお客様に伝える。
　
ちなみにこのメルマガは母も購読しているようなので、
明日の朝には職場の話のネタにされているかもしれません。