前職の経験を活かして
2019/05/16
「来月から親会社へ出向になったからよろしく」
新卒で入社した賃貸不動産管理会社で3年が経ったころ、突然の辞令が下されました。
辞令の内容は出向先で始まる高架下商業施設の開発への協力です。
過去経験のない規模のプロジェクトは、1フロア100人近くが在籍するグループ本社ビルの関連部署のスタッフとも一緒に進行する必要がありました。
周囲ともなかなか打ち解けることができずに悩む時期もありましたが、同僚のサポートもあり、次第に仕事も順調にまわるようになりました。
プロジェクトは、社内だけでなく、外部の協力会社や行政など多数の人と関わることができ、振り返れば仕事の幅も広げることもできた貴重な時期だったと思います。
ここで培った経験を生かして、日本財託では現在、退去の立ち合いから内装工事の手配、オーナー様への業務を行っています。
実は、協力会社とのやり取りは数多くしてきましたが、オーナー様とのやり取りはこれまで多くは経験してきませんでした。
それでも、現職で柔軟に対応できているのは、多くの関係者と交渉を重ね、培ってきた経験が生きていると思います。
その際、意識していることはオーナー様の利益になることを率直に丁寧に伝えることです。
もちろん、内装費用は抑えられたほうが良いですが、長期的な視点に立てば、いま設備を交換したほうがよいタイミングもあります。
先日も、短期の解約で内装費用が少なくて済む案件があったのですが、この機会にもう20年以上稼働しているエアコン、給湯器の交換もご提案しました。
交換費用はかかりますが、内装費用が少なくて済むこのタイミングで交換しておけば、将来の資金計画も楽になるはずです。
これからもオーナー様に対してわかりやすい説明に加えて、そして利益につながるように真摯に提案を行っていきたいと思います。
日本財託管理サービス 管理部 横井 勝太(よこいしょうた)
◆ スタッフプロフィール ◆
神奈川県横須賀市出身の32歳。
入居者解約受付から退去時の立会いなど、一刻も早く入居者を決めて、1日でも多くの日割り家賃を手にしていただくため、内装工事をスピーディーに行っている。
高校時代の友人と月1回フットサル大会に参加しています。
運動する機会も減りましたが、負けるのは嫌いなので大会に出る以上優勝を目標に活動しています。