「コツコツが勝つコツ」を体現した息子にならう
2021/02/04
『コツコツが勝つコツ』
これは当社の行動指針のひとつで、私が大好きな言葉のひとつでもあります。
およそ1年前、私が当社へ転職して間もないころ、
勉強も兼ねて参加した当社主催のマンション投資のオンラインセミナーで、
登壇していた講師がウィットに富んだ表現で紹介をしていました。
私自身、当社のビジネスモデルについて興味深く拝聴していたのですが、
私の隣で一緒に見ていた息子もまた、じっと聞いていたのです。
後日息子は、国語の授業の課題で、『座右の銘』をテーマに作文を書くことになりました。
できあがった作文を読ませてもらうと、
『僕が座右の銘にしたい言葉は、「コツコツが勝つコツ」だ。』から文章が始まっていたのです。
息子は継続して何かを続けることの難しさを感じていました。
走ることが好きで加入している陸上クラブの練習でも、長くは続かず、
少しチャレンジしては満足してしまっているとのこと。
ただ憧れの桐生選手も、コツコツ練習を積み重ねて、やっとの思いで100mを9秒台で走ることができました。
少しだけ練習して満足していた自分が恥ずかしくなり、
桐生選手のようにコツコツ努力していろいろなことを成し遂げたい。
そんな想いが、作文には書かれていました。
最初は、当社のセミナーと学校の課題の時期が被ったこともあり、
ちょうどよい題材として『コツコツが勝つコツ』を取り上げたのかと思っていました。
しかし、息子は宣言通り『コツコツが勝つコツ』を実践していきました。
昨年の4月以降、緊急事態宣言を受けてから息子が加入していた陸上クラブは
長期のお休みとなってしまいました。
集まって練習のできない日々の中で、息子は自ら近所にある50~60mほどの30度くらいの坂道を
全力で10本走るという『坂道10本ダッシュ』を週に2回、
そして毎日のお風呂上りにはストレッチを行うことを宣言。
コロナの影響で春から夏にかけて大会が続々と中止となる中でも、
ひとりでコツコツとトレーニングを続けていました。
ようやく大会が開催されたのは9月。
出場する100m走では同じ小学校で一番早いと有名な選手と同組となり、遠目からも緊張が伝わってきます。
号砲とともにスタート!
序盤は噂通りの実力を発揮する彼に、息子は差をつけられたものの、
中盤過ぎからどんどん息子が追い付いていくではありませんか!
そしてほとんど並んだままゴール!結果は、0.01秒差で息子が1位!
コロナ禍で声を出しての声援が禁止されていたこともあり、
声の代わりに涙が止まらなくなってしまいました。
コツコツ努力して、勝利をつかみ取った我が息子。
年齢を重ね、これはもう無理だよね、と何かと諦めがちだった私。
コツコツ努力すること。真摯に取り組むこと。
継続して成功をつかんだ息子の姿勢は、私に大事なことを思い出させてくれました。
感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
そんな息子に負けないように、私も毎朝、笑顔の練習として口角を上げ表情筋に力を入れたまま歯を磨いています。
また、最寄りの駅まで歩く際にも、マスクの下では頬を意識。
気持ちが落ち気味のときにも、笑顔を作ることで気分を上げて仕事に臨むことができます。
そして当たり前のことかもしれませんが、どのような仕事であっても依頼を受けたからには真摯に取組み、
お客様や関係者の方々が笑顔になれるよう取り組むことも心がけています。
多くのお客様に選んでいただけるビジネスウーマンになれるように、日々コツコツ頑張っていきたいと思います。
日本財託 事業部流通アドバイザリー課 森田 由紀(もりたゆき)
◆ スタッフプロフィール ◆
神奈川県相模原市出身。
事業部流通アドバイザリー課に所属し、マンションやアパート、土地や戸建てなど多岐にわたる売買仲介業務を担当しております。
天気の良い日曜日は、子供と多摩川でランニングをしています。最近はスタートから5分もたたないうちに、息子の姿が見えなくなるほど差をつけられてしまうようになりダイエットを始めました。