介護費と生活費のサンドイッチを避ける!人生100年時代の資産の増やし方・守り方

2019/12/05

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『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』が出版されてから3年。
『人生100年時代』のキーワードもだいぶ浸透してきました。

年金2000万円問題も相まって、老若男女問わず、老後の人生を熟考する機会も増えたのではないでしょうか。

寿命が延びるということは喜ばしいことですが、そのぶん、リスクも大きくなっています。
当然ですが、生きるための生活費を工面する必要があります。
老後の年金が不足するといわれているなかで、あらゆる人に資産運用が欠かせなくなってきます。

さらに、高齢になるにつれて健康問題も無視できなくなります。
寿命が長引くことによって、特に高まるリスクが『認知症』です。

80歳以上になれば4人に1人が認知症にかかっているともいわれ、これが85歳以上になれば2人に1人の割合にもなります。

人生が長くなればなるほど、認知症は避けては通れない問題となるのです。
ひとたび認知症を発症して意思能力がなくなると、発症した本人の財産を自由に使うことができなくなってしまいます。

自分自身の認知症だけではなく、両親の認知症問題、そして介護もよく考えておく必要があります。
準備をしておかなければ、介護のために自分自身の老後資金がなくなってしまうことにもなりかねません。

このように、人生100年時代を念頭におけば、資産を増やすだけではなく、資産を守るという考えも重要になってきます。

そこで今回のコラムでは、資産を増やすだけではなく、人生100年時代を意識した資産の守り方をご紹介します。

これまでの人生設計は、大きく3つの区切りで考えられてきました。

義務教育から高校、大学までの「教育期」。
就職から定年退職するまでの「仕事期」。
そして、定年後の「老後期」です。

しかし、人生100年と考えると、定年延長や嘱託などのもうひとつの仕事期、いわゆる「第2の仕事期」が選択肢出てきます。
もちろん、仕事を続けるためには、必要な知識やノウハウを学び続ける、いわゆるリカレント教育も欠かせなくなるでしょう。

とはいえ、健康のことを考えれば、いつまでも働き続けるのは難しいことも事実です。
そのため、国は盛んに資産形成の自助努力を訴えています。

この点、私たちは東京の中古ワンルームマンションを活用した、不動産投資による資産形成をおすすめしています。
他の金融商品や投資物件と比べても、長期安定収入を期待できるからです。

ただ、これからは単に資産を増やすだけではなく、作った資産を「守る」という視点も欠かせません。
万が一の出費にそなえることはもちろん、両親の介護、そしてその費用の備えも考えておくことが欠かせません。

たとえば、両親が自分自身の介護費用として、預金をしていたとしても、ひとたび認知症にかかってしまっては財産凍結により、その預金を簡単には引き出すことができなくなってしまうのです。

その結果、子供の養育費が最もかかる時期の現役世代が両親の介護費用も工面しなくてはならなくなる、いわゆる「サンドイッチ」状態に陥ってしまいます。
後見制度を利用することも可能ですが、財産管理の自由度を考えれば、積極的にはおすすめしづらい状況です。

そこで、認知症になる前の事前の対策で、おすすめしている手法が「家族信託」です。
家族信託とは、両親が所有する財産の管理や処分に関して、信頼のおける子どもに託すという契約です。

あらかじめ家族信託契約を利用しておくことで、たとえ親が認知症になったとしても、子どもは両親の財産を親のために使うことができるようになります。


最近、当社にご相談された方も、まさに「サンドイッチ」状態目前のお客様がいらっしゃった。

セミナーに参加された38歳のAさんです。
Aさんは2年前に結婚され、現在1歳になるお子様がいらっしゃいます。

父親は6年前に亡くなり、いまは母親が静岡の実家で一人暮らしをしています。
お盆に帰省すると、今年になって2回も通帳と印鑑を無くしてしまったことがわかりました。

本人に聞いても、要領を得ない返事しか返ってきません。
母親はまだ72歳でしたが、認知症の兆しが見え始めていたのです。

一緒に暮らしたくてもAさんには仕事があります。
そこで、年齢的には早かったのですが母には老人ホームに入居してもらいました。

Aさんの母親はまだ72歳です。
人生100年時代を考えれば、あと30年弱は長生きできることになります。

母親にこれからも快適な老人ホームでの生活を送ってもらうためにも、家族信託を利用して、母親の財産で介護費用を工面することにしたのです。

こうして家族信託を利用しておけば、父親から相続した実家や貯金、さらに母親の財産を母親の介護ために活用することができます。

ただし、家族信託は認知症が発症してしまってからでは利用できません。
わたしたちは毎月1回、家族信託セミナーを開催していますが、Aさんのように待ったなしの状況の方もいれば、すでに家族信託が利用できない状況に置かれている方もいらっしゃいます。

100年生きることを考えなくてはならない時代ですが、資産形成を考えるだけでは十分とはいえません。

増やした資産を守ることも、あわせて考えていく必要があるのです。
そのための手法として家族信託は、きっとどなたご家庭でもお役に立つはずです。

年末に帰省する方も多いと思います。

家族で将来のことを話す、またとない機会です。
その場では、ぜひ家族の未来について、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。


日本財託 資産コンサルティング部アセットプランニング課
家族信託コンサルタント

横手 彰太(よこてしょうた)


◆ スタッフプロフィール ◆
 
鹿児島県阿久根市出身の47歳。

認知症とお金の問題を解決する専門家。
相続対策や法人設立、家族信託など、お客様の資産を守り増やしていく提案を行っています。

今夢中なことは、小3長男の少年サッカーの試合観戦です。
下手でも一生懸命にプレーする姿を見たくて応援にいきます。
ワールドカップより息子の試合観戦が最高です。

12月14日(土)13:00から、年内最後の『家族信託セミナー』を開催します。

今回のテーマは、
『人生100年時代の資産の増やし方・守り方
~家族信託で認知症とお金の問題を解決する~』

ご都合のつく方はぜひ、こちらからお申し込みください。

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