「取り崩さない老後」を迎えるには?高配当株投資との比較で考える、不動産投資の魅力
2026/09/03
老後資金の話題になると、避けて通れないのが「取り崩し」の問題です。
毎年どれだけの資産を取り崩し、生活費に充てるのか。
そもそも老後資金を預金で持つのか、それとも運用を続けながら使っていくのか。
運用を続ける場合、資産が値下がりしたときにどう対応するのか。
給与という定期収入がなくなった老後に、生活のためとはいえ、
虎の子の資産が目減りしていくことは大きな不安につながります。
そのため当社では、不動産投資で家賃収入を作り、
そもそも資産の取り崩しが発生しにくい老後を設計することをお勧めしてきました。
「積立投資の終わり方、考えていますか? 投資信託で増えたお金を「使う」ための、
出口戦略としての不動産投資」
もっとも、定期収入を得られる投資手法は不動産だけではありません。
NISAの普及もあり、近年は「高配当株」に注目する方も増えています。
しかし、高配当株は株価の変動に加え、
企業の業績によって配当金が減る可能性もあるため注意が必要です。
そこで今回のコラムでは、高配当株投資と比較しながら、
「取り崩さない老後」を迎えるうえでの不動産投資の魅力を考えます。
資産形成情報ポータルサイト『みんかぶ』によると、
一般的に配当利回りが4%以上になると「高配当」とされています。
つまり、高配当株に投資すれば、
100万円を投資して年間およそ4万円の配当金が期待でき、
さらにNISA口座を使えば配当金を非課税で受け取れる点も魅力です。
一方、老後の収入源として考えるなら、
資産価値や収入の変動に加え、運用にかかる負担にも注意が必要です。
まず、保有している株式の評価額は日々変動します。
相場環境によっては、購入時より株価が下落し、資産の評価額が減ることもあります。
配当金を目的に投資するのであれば、
「株価が下落しても問題ない」という考え方もあるでしょう。
しかし、老後生活において想定外の支出によって、
まとまった資産を取り崩す必要も出てくるかもしれません。
たとえば、介護に伴う自宅のバリアフリー化や、
老人ホームへの入居一時金など、
老後には思いがけずまとまった資金が必要になる場面もあります。
そうしたタイミングで株価が下落していれば、
本来望んでいない価格で株式を売却せざるを得ない可能性もあります。
配当金を目的に長期保有する場合でも、
株価の変動を無視することはできないのです。
また、売却する予定がなくても、資産価値が下がる状況を見ながら
保有を続けること自体が、心理的な負担になることもあるでしょう。
さらに、企業の業績や配当方針によっては増配が期待できる一方、
景気後退や業績悪化によって減配・無配になることもあります。
年間100万円を生活費として見込んでいた配当が70万円、80万円に減れば、
不足分は別の資産から補わなければなりません。
老後の家計の収入として考えるなら、
「毎年いくら入ってくるのか」をある程度見通せることが重要です。
最後に、高配当株の運用には投資の知識や経験が求められます。
特に、配当利回りの高さだけで銘柄を選ぶ際には注意が必要です。
配当利回りは「配当金÷株価」で算出されるため、
業績不安によって株価が下落し、結果的に利回りが高く見えているケースもあります。
このような銘柄は「罠銘柄」と呼ばれることもあり、
業績が悪化すれば、配当の原資となる利益が減少し、
結果として減配につながる可能性があります。
長期的に配当を受け取り続けるには、企業の業績や財務状況、配当方針を確認し、
複数の銘柄に分散するなど、継続的な判断が欠かせません。
状況に応じて保有銘柄を見直す場面も出てくるでしょう。
こうした銘柄選定や投資判断も、
若いうちから株式投資に慣れ親しんでいる方なら、問題なくできるかもしれません。
しかし、定年が近くなってから20年、30年という長期間にわたり、
企業分析やポートフォリオ管理を続けることは、簡単ではありません。
そう考えると、老後の収入源には、
高い利回りだけでなく、できるだけ運用に手間をかけず、
収入の見通しを立てやすい仕組みが重要ではないでしょうか。
そこで選択肢となるのが不動産投資です。
不動産投資と高配当株との違いの一つが、収入の安定性です。
もちろん、不動産にも空室や家賃下落、修繕などのリスクがあります。
一方、入居者がいる限り、毎月安定して家賃収入を得ることができます。
企業業績によって金額が変動する配当金とは、収入が生まれる仕組みが異なります。
さらに、賃貸管理会社へ管理を委託すれば、
入居者募集や家賃回収、更新、入居者対応など、
日常的な業務の多くを任せることができます。
企業決算を追いながら銘柄を入れ替えたり、
日々の価格変動を見てポートフォリオを調整したりする必要もありません。
老後に自分自身が投資判断を続ける負担を抑えながら、毎月の家賃収入を受け取れる。
この「手離れの良さ」は、不動産投資の大きな特徴です。
では、老後ではなく、
もっと若いうちから資産形成を始めるという観点ではどうでしょうか。
株式投資では、自己資金を元手に運用します。
一方、不動産投資では融資を活用することで、
自己資金を上回る規模の不動産を運用することが可能です。
そして、そのローン返済の原資となるのが入居者からの家賃です。
現役時代は家賃収入を返済に充て、時間の経過とともに借入残高を減らしていく。
そして定年前にローンを完済できれば、
ローン返済がなくなる分、家賃収入を老後の収入源として活用しやすくなります。
つまり不動産投資は、
自己資金だけでなく、「融資」と「時間」を活用しながら、
老後の収入源を準備していくことができます。
高配当株には、NISAによる非課税メリットや、
少額から始めやすく換金性が高いという魅力があります。
一方、不動産投資には、毎月の収入を比較的見通しやすいこと、
賃貸管理会社を利用すれば運用に手間がかからないこと、そして融資を活用して
自己資金以上の規模で資産形成を進められるという特徴があります。
「取り崩さない老後」を目指すなら、単に資産を増やすだけでなく、
老後に安定した収入を得られる仕組みをつくることが重要です。
その点、不動産投資は、見通しの立てやすい家賃収入を得ながら、
資産を取り崩さずに暮らすための有力な選択肢の一つではないでしょうか。
日本財託 マーケティング部 セールスプロモーション課 K・R
◆ スタッフプロフィール ◆
大阪府熊取町出身。
マーケティング部でセミナー企画、ホームページ運営、メールマガジンの執筆を担当。
「東京・中古・ワンルーム」の魅力を多くのお客様に伝えています。
お盆期間に「ポルトヨーロッパ」という商業施設で動物との触れ合い体験をしました。
モルモットが可愛すぎて昇天しかけました。







