『19秒』のリベンジ
2019/04/18
ランニングをすることが、休日の日課のひとつとなっています。
学生の頃からサッカーをやってきた経緯もありますが、大きなきっかけとなったのは、日本財託に入社してから参加した「東京マラソン」です。
これまで4度参加し、最初は5時間を切り、次は4時間半を切ることができたので、3度目は4時間切りを目指していました。
しかし、結果は4時間13分50秒。
あと一歩というところで達成することができなかったのです。
オーバーしてしまった13分50秒。
およそ14分を縮めると考えるとかなり大変なように感じます。
しかし、1キロ当たり『19秒』縮めることができれば、4時間を切れる計算です。
4時間切りが叶わなかった思いを乗せて、今年の東京マラソンに向けて練習に励みました。
10~15キロのランニングをこなし、その都度タイムを確認し、目標のラップに届いているのかどうかをチェックします。
もともとサッカーをやってきたからこそ、日々の努力の積み重ねが大事なこともわかっています。
だからこそ、地道なトレーニングも欠かさず続けてくることができました。
そして、およそ1年の時を経て、リベンジの東京マラソン当日。
朝から冷たい雨が降りしきるも、走り出してしまえば温まるものと思い、自分を信じてスタートラインに立ちました。
序盤は快調に目標のラップタイムを刻んでいきます。
しかし、15キロ地点。
風雨のせいか、練習では一度も感じなかった痛みを膝に感じ始めたのです。
さらに寒さで手足の感覚も感じなくなってきました。
1キロ過ぎるごとに『もうやめてしまおう』という甘い誘惑が襲ってきます。
『がんばれー!』
『あと少し!』
しかし、足は止められません。
数キロごと、応援に来てくださっている社員の方が励ましの言葉をかけてくれます。
さらに沿道からは大勢の方が、見ず知らずの私に向かって、温かい声援を送ってくださいます。
多くの声に背中を押され、42.195キロを3時間56分06秒という自己新記録で完走することができました。
振り返ってみると、1キロ当たり、たったの6秒さぼっていたら、今回も目標を達成することはできませんでした。
少しの遅れでも、積み重なると目標達成できなかった可能性があります。
今回の東京マラソンに参加したことで、改めて学ぶことができました。
これを仕事でも意識し、期日から前倒しで仕事に取り組むようにしています。
仕事もマラソンも日々少しずつできることを積み重ね、目標に向かって進んでいきたいと思います。
日本財託管理サービス 管理部業務課 山下 裕介(やましたゆうすけ)
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都葛飾区出身の30歳。
入居者解約受付から退去時の立会いなど、一刻も早く入居者を決めて、1日でも多くの日割り家賃を手にしていただくため、内装工事をスピーディーに行っている。
日本財託グループのサッカー部ではキーパーを務める。
チームにも家族にも頼られる守護神を目指している。