200%のおもてなし
2025/05/15
ファン感謝DAYで選手と写真を撮るT・Sさん
日本財託に入社する前、
10年以上アロマセラピストとして働いていました。
そのキャリアで意識していた「おもてなしの心」は、
今の仕事にも深く根づいています。
セラピストを志したきっかけは、
幼少期、両親に肩たたきをした時にもらった
「ありがとう」という一言でした。
この時、誰かに喜んでもらえることが自分の喜びになることを知ったのです。
美容や健康の観点から人を喜ばせたいと考えた私は
専門学校でアロマセラピストとしての技術と知識を身につけ、
外資系ホテルスパからキャリアをスタートさせました。
セラピストとして日々多くのお客様と接する中で、
常に意識していたことがあります。
それは学生時代に父からもらった
「自分が思う100%と相手が思う100%は違うものだ。
もし自分の求める100%をやってほしいなら、自分でやりなさい。」という言葉です。
この言葉は私にとって目から鱗でした。
自分の思いが100%伝わっていると当たり前のように考えていた私は
この言葉を聞いて本当の意味で価値観の違いを理解したのです。
セラピストとして働く中で、この教えはさらに深まりました。
自分が100%の施術だと思っていても、
お客様には50〜70%程度しか伝わっていないかもしれない。
だからこそ、常に200%の気持ちで接客や施術に臨む必要がありました。
この言葉は私の人生において大きな指針となったのです。
ホテルで勤務していた時に、
この言葉を信じ続けて良かったと感じた出来事が起こりました。
ある日、大手企業の会長が施術を受けにいらっしゃったのです。
たまたま私が担当することになり、
いつも通り精一杯のおもてなしをしました。
すると施術後、会長が驚くべき言葉をかけてくださったのです。
「あなたの接客、おもてなしは素晴らしい。
うちの会社のスタッフにも見習わせたい」
最初は驚きが大きかったのですが、
日々の努力が認められたことを非常にうれしく思いました。
この言葉は、私の仕事人生における大きな自信となり、
今でも迷った時に立ち返る原点となっています。
セラピストとして充実した日々を送っていましたが、
体調を崩したことをきっかけに新たな道を模索。
そして縁あって日本財託にお世話になることになりました。
仕事は変わりましたが、スタンスは変わりません。
相手の立場に立ち、期待以上のサービスを提供する。
それが私の「おもてなしの心」です。
相手が求める100%は何かを常に考え、
その期待を超える200%の気持ちで仕事に取り組む。
父の言葉を忘れることなく、
日々成長を目指して精進してまいります。
日本財託管理サービス 管理部 T・S
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都調布市出身。
管理部事故サポート課に所属し、漏水や火災、死亡事故等、
保険修繕全般の事務業務に従事しています。
また、管理組合で行われる排水管清掃や消防設備点検等のメンテナンス対応も行っています。
父の影響で幼少期からヤクルトスワローズを応援しています。
ファン感謝DAYで山田選手と写真が撮れたのが一生の宝物です。