案件を通して自己研鑽を続ける
2025/07/17
趣味のダンスを楽しむI・Sさん
新卒で入社した前職は不動産のリフォームやリノベーションを中心に
不動産の資産価値を向上させる会社でした。
もともとモノづくりが好きで、
機械と向き合っていた学生時代でしたが、
「営業職で稼ぎたい!」という想いのもと前職の企業に就職しました。
とはいえ、畑違いから入社直後は苦戦の連続。
とにかく覚えることが多く、なかなかお客様の信頼を得ることができません。
依頼側の企業は、ほとんどが相見積もりのため、
知識不足の私はなかなか受注できませんでした。
大規模なリノベーション案件は、
室内すべての状況を理解していなければ先へ進めません。
だからこそ、蛇口交換といった小さな案件から地道に取り組み、
少しずつ知識と経験を身につけていくことにしました。
入社して1年半ほどが経過すると、ひと通りの案件をこなせるように。
転職をするまでの5年間では、居室や水回りといったパートごとの案件から
室内全体をリノベーションするような大きな仕事まで携われるようになったのです。
その5年間で、新人の頃から毎年依頼をいただいている
あるお客様がいらっしゃいました。
「明らかな新人が来たぞ」
最初の依頼をくださったときにはそのように感じたそうです。
それでも毎年欠かさず案件をいただき、
その難易度も私に合わせるように少しずつ上がっていきました。
例えば、タイル張りの浴室をユニットバスに交換する仕事です。
浴室の案件を受注するのは初めてだったうえに、
さらに在来の浴室からユニットバスへの交換は難易度も高いものです。
また、浴室を解体してみると、下地が腐っており、
さらには窓枠まで腐食が進んでいました。
しかし、課題に直面したとしても焦らせることなく、
悩みながらも完工まで進めていく私をあたたかく見守ってくれました。
思い返せば、私が担当した多くの"初"の案件をこのお客様からご依頼頂き、
依頼を通して育てて頂いたと感じています。
前職の仕事は学びも多く楽しかったものの、
毎日深夜まで働く環境で、しっかりとした休みは月に1度程度。
子供が生まれたタイミングでもあり、
家族との時間を作りたいと考え転職を決意。
その思いをお客様にお伝えすると、
「次の会社でも頑張ってください!」と
背中を押していただけたのです。
日本財託に転職後には、図面も描けるようになり、
案件を通して成長することを意識しています。
これからも家族の時間を大切にしながら
オーナー様の資産を守れるよう自己研鑽に励んでいきたいと思います。
日本財託管理サービス リフォーム事業部 I・S
◆ スタッフプロフィール ◆
宮崎県日南市出身の28歳
リフォーム事業部に所属し、リノベーションのご提案から現場の管理まで担当しています。
最近は1歳になった子供の初めての体験をなるべく間近で見られるようにしています。
モノづくり体験やディズニーランドでの子供のリアクションを見られることが幸せです。