母のような強い女性を目指して
2025/08/21
友人と記念写真を撮るA・Nさん
私の母は、キャリアウーマンです。
歯科衛生士の資格を持ち、今は歯科医院に自社の歯科材商品を営業したり、
歯科の業界に進む学生のためのセミナー講師として登壇したりしています。
そのため月に1,2回全国各地に出張に行くこともあります。
そんな母への感謝と尊敬の気持ちが一層強まったのは、私が大学生の時です。
両親の離婚後、 私と弟の学費は父の力を借りず、
すべて母が出してくれていたことを知りました。
子育てとキャリアを両立させる母に、いつしか憧れを感じるようになりました。
その一方で、私自身の行動はいつも母の期待に
応えきれていないことが多かったのです。
特に勉強に関しては、私は継続的に努力することが苦手でした。
ある時、母から「資格勉強は進んでいるのか?」と尋ねられ、
その一言をきっかけに大喧嘩をしてしまったこともありました。
「手に職をつけなさい。
女性は出産や育児で仕事をお休みすることがあるから、
自分が働く環境の基盤を作りなさい。
安心は自分で作らなきゃダメ。」
母はいつも私にアドバイスを送ってくれましたが、
当時はその言葉を素直に受け入れることができませんでした。
しかし社会人になり自分で稼ぐようになって、
初めて理解することができたのです。
ある日、仲の良い友人とドライブをしているとき、
無意識のうちに母との大喧嘩のことを話していました。
「手に職をつけなさい」
母が私のためにずっと言い続けてくれた言葉を
改めて自分の口で発した時、ふと涙が溢れてきました。
母が私のことをどれほど思い、何度も何度も言ってくれていたのか、
母の言葉の重みを感じた瞬間でした。
そこから少しずつ勉強にも取り組むようになり、
現在は業務に関連する賃貸不動産経営管理士等の
資格取得を目指して勉強しています。
私にとって母は、自分のことを"無条件で応援し続けてくれる存在"です。
今度は私が母を支え、そして誰かを応援する存在となれるように、
オーナー様の資産形成を応援できる存在になるために、
これからも日々業務に励んでいきたいです。
母から学んだ「手に職をつける大切さ」と
「安心は自分で作るべきだ」という教訓を胸に、
私も強い女性を目指して、しっかりと前を向いて歩んでいきます。
日本財託管理サービス 管理部 A・N
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都江東区出身。
管理部に所属し、主に賃借人の解約手続きからリフォームまでの事務対応を行っています。
今更ながら最近は息抜きにアニメのワンピースを見ています。
感動シーンと名言がたくさんありすぎて、毎回号泣しています。
また映画では鬼滅の刃の無限城/猗窩座編を見に行き、
肩を震わせながら号泣して、泣き疲れてしまいました。