妹が教えてくれた夢の叶え方
2025/08/28
欲しかったカバンを買えて喜ぶU・Yさん
私には妹が3人います。
その中でも真ん中の妹は勉強がとにかく苦手で、
机に向かってもすぐに集中が切れてしまう子でした。
そんな妹が今年の春、高校受験を迎えたのです。
「自由の多い学校に行きたい」
校則に縛られることが嫌いだった妹は
自由な校風の学校をずっと探していました。
学校見学で行きたい高校を見つけたというので話を聞いてみると
確かにその高校は校風が自由で魅力的でした。
ですが、その時点での妹の学力では
到底手が届かないレベルの学校だったのです。
模試の結果も、合格点まで100点以上も足りない状況。
結果はもちろんE判定で、
塾の先生にも「厳しいですよ」と言われるほどでした。
家族全員が半分諦めモードであり、記念受験程度の認識でいました。
内申点で私立の滑り止めは確保できていたので、
そちらに行くものだと思っていたのです。
実家に帰ったときには勉強を教えたり、
雨の日には車で塾の送り迎えをしたりと応援はしていました。
ただ、心から妹の合格を信じられていたかというと怪しかったのです。
それでも、妹は努力を続けました。
自分に合う勉強スタイルを見つけるためいくつもの塾を回り、
苦手だった英語を克服するため机に向かい続けたのです。
また、一度も諦めの言葉を口にすることはありませんでした。
妹は「この高校に行きたい」と言い続けていたのです。
そして迎えた本番。まさかの奇跡が起きました。
妹は模試より100点以上も点数を上げて、
見事合格を勝ち取ったのです。
この体験から、私は想いを言葉にすることの大切さを再認識しました。
たとえ現実的でないと思われても、自分の中で少し諦めそうになっても、
目標を声に出し続けることで自分を励まし、
それで周りの状況も変えていけるのかもしれません。
現在、妹は自由な校風の高校で楽しそうに学校生活を送っています。
自分でつかみ取った合格だからこそ、より一層その環境を謳歌しているようです。
私も自分の夢や目標を恐れずに言葉にしていこうと思います。
日本財託 システム部 U・Y
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都立川市出身の25歳。
システム部に所属し、社内のお問い合わせ対応やインフラ周りの業務を
行っています。
実家で飼っている兄妹犬の兄が、普段ひたすらだらだらしているのに、
ご飯のことになると異常なほど元気になります。
誰に似たのかと呆れていたらどう考えても私でした。