"モノ"ではなく"自分"を売る
2025/10/02
子供と記念写真を撮るM・Sさん
昨年9月、日本財託に入社しました。
前職では、新卒で入社した自動車販売会社で営業の仕事をしていました。
「"モノ"ではなく"自分"を売ろう」
入社した時から、先輩方に何度もいただいたアドバイスです。
自動車は、どこの販売会社でも"モノ"自体が大きく変わるものではありません。
そのため、お客様に自分を売り込み、「信用」という価値を加えることで、
初めてご購入いただけるという意味のアドバイスでした。
実際、6年半で1000台以上を販売させていただきましたが、
お付き合いの長いお客様は、商品だけでなく自分を買ってくれた方に多い気がします。
なかでも、特に印象深い方がいます。
私の初めてのお客様となったAさんです。
Aさんがご希望されていた車は、当時でもかなり希少なものでした。
入社後2か月で知識の浅かった私が、
車についてAさんにお伝えできることはほとんどなく、
むしろ色々と教えていただくような状況でした。
ただ、こんなときこそ先輩のアドバイスを実践し、「自分」を売り込むときです。
まずは、自己開示を意識しました。
入社間もないため知識が浅いことをお伝えし、勉強させていただく姿勢で臨みます。
さらに、プライベートについてもお伺いするなかで、
Aさんのお子様と私の年齢が同じということが分かり、意気投合。
車の話はそっちのけで、世間話で盛り上がり、
最後に「君から買うよ」と一言いただくことができたのです。
初めての成約。
「ありがとうございます!」と頭を下げながら、
自然と顔が綻んでしまったことを覚えています。
Aさんとの関係は、このときだけでは終わりませんでした。
ご家族3台分の乗り換えや、自動車保険の担当までお任せいただき、
万が一の事故対応にもすぐ対応できるよう、毎月必ず連絡を取るようになったのです。
その後も一人暮らしだった私を心配してくださいました。
夜に食事に誘っていただいたり、お酒の席をご用意いただいたりと、
プライベートでの関わりも増えていき、仕事の悩みも相談してきました。
日本財託へ転職する際も、気づいたら親よりも先に相談や報告をしており、
快く背中を押してくれたのです。
現在、日本財託に転職してから1年が経過していますが、
いまでもAさんの知人が車の乗り換えを検討されているときには、
ご連絡いただくことがあります。
直接販売することはできませんが、
"車"から始まったご縁が繋がっていることを実感し、やってきて良かったと思います。
きっと、これからもこのご縁は続くでしょう。
日本財託に入社し、商品は「車」から「不動産」に変わりました。
直接の営業活動から、電話を通しての営業活動に変わりました。
それでも、「自分を売る」ことの重要性は変わりません。
お客様と一生涯のご縁を繋げるよう、
これからも「信用」という自分ならではの価値をお客様に提供してまいります。
日本財託 インサイドセールス部 M・S
◆ スタッフプロフィール ◆
北海道浦河郡浦河町出身の30歳。
インサイドセールス部に所属し、お客様サポートやお役立ち情報の配信を行っています。
娘が書道を習っており、最近表彰されました。
成長を嬉しく思いますが、私より上手いので親の面子が立ちません。