思いやりを、暮らしに届ける
2026/03/26

キャンプを楽しむJ・Eさん
夕飯を作りながら、ふと味見して
「美味しくできた」と思ったその瞬間、
義母が作ってくれた料理に囲まれた食卓の思い出がよみがえってきました。
義母は料理がとても上手な人でした。
迷いがない包丁の小気味よい音。
鍋の蓋を閉めるやわらかな響き。
立ちのぼる湯気の向こうに浮かぶ、あたたかな横顔。
あの音と匂いこそ、
家族にとっての安らぎの場所でした。
GWやお正月などの長期休暇になるたびに、
私たち夫婦は、決まって義母の家を訪れています。
野菜の天ぷらや筑前煮など、
私がうまく作れない料理を一緒に作ってくれました。
「これはね、こうすると美味しくなるのよ」
そう言いながら味見させてくれた、あの時間。
料理を教わるうちに、私はいつの間にか、
義母との距離を、そして家族としての距離を、
少しずつ縮めていたのだと気づきました。
言葉にしなくても、義母の食卓には、
いつも思いやりが溢れていました。
その思いやりは、料理の味だけでなく、
「あなたを大切に思っている」という、
静かなメッセージだったのだと思います。
そして今、その思いやりは、
私の仕事のなかにも息づいています。
入居者様、オーナー様、協力会社様。
立場も背景も違う人たちと向き合う毎日。
この仕事は、決して数字や効率だけでは成り立ちません。
住まいは人生の土台だからです。
安心できる場所、思いやりを感じられる空間がある。
それだけで、人は前を向いて歩いていける。
義母が、食卓に思いやりを込めてくれたように、
私もまた、暮らしのなかに思いやりを届ける存在でありたい。
そう、心から願っています。
日本財託管理サービス 賃貸営業部 国際事業課 J・E
◆ スタッフプロフィール ◆
中国・上海市出身。
現在は賃貸営業部・国際事業課に所属。
海外在住の外国籍オーナー様とのやり取りをはじめ、外国籍入居者様の生活フォロー、
外国籍専門の仲介会社の開拓など、幅広くサポートしています。
最近映画を鑑賞する機会が増えて、その中「国宝」という映画を見て、
日本の伝統芸能の奥深さや華やかさに心を揺さぶられました。






