資産を増やせる人と増やせない人の根本的な違いとは
2025/04/10
4月は新生活が始まる時期です。
1日、当社にも20名の新卒社員が入社しました。
この時期、何か新しいことに挑戦しようと考える方も多いでしょう。
なかには、投資を始めることを検討する方もいるかもしれません。
せっかく投資をするなら、少しでも多く資産を増やしたいですよね。
しかし、投資で成功する人とそうでない人には、実は大きな違いがあります。
それは、「利回りの高さばかりでなく、投資に充てる金額を重視する」という点です。
同じ投資先を選んだとしても、どれだけの資金を投じるかによって、
将来の資産の大きさは大きく変わります。
今回のコラムでは、投資で成功するためのポイントを解説しながら、
不動産投資において堅実に資産を形成していくための重要な取り組みを紹介します。
投資対象を決定するにあたって、投資利回りを気にされる方がいます。
もちろん、投資効率を図るうえで利回りは重要な要素です。
しかし、それがすべてではありません。
資産形成において、利回りよりもさらに重要な要素があります。
それが、投資支出額です。
毎月どれだけのお金を給料の中から、投資に充てることができるか。
これが資産形成において重要なポイントになります。
たとえば、毎月2万円ずつお金を貯めていくと、
年間では24万円、20年間では480万円になります。
投資利回りが3%の運用商品に投資をしていた場合、
20年後には約655万円になります。
仮に、投資利回りが6%では、20年後には約910万円です。
では、このとき毎月の積立額を2万円ではなく4万円にした場合、
どうなるでしょうか。
金利を考慮せず、ただ毎月積み立てただけでも、
20年後には960万円になっています。
このように運用成果は、利回りだけでは決まりません。
投資の元手となる元本をどれだけ拠出できるのか、
そのうえで利回り、そしてどれだけの期間をかけて運用するかで決定されるのです。
多くの方が、利回りばかりにとらわれていますが、
投資元本を大きくするための努力と、
可能な限り早く投資を開始することで、資産を大きく増やすことができるのです。
そのため、投資活動で資産を増やしていくためには、
まずは毎月の給与のなかから、どれだけの金額を投資に回せるのか、
この投資支出額を大きくするための努力が重要になるのです。
この「投資支出額を増やす」という考え方は、
株式などの金融商品に限った話ではありません。
実は、同じように資産形成に活かせる手段として、不動産投資も非常に有効です。
ここからは、不動産投資において投資支出をどのように活用していけるのかを
見ていきましょう。
不動産投資においては、投資支出は「繰り上げ返済」に該当します。
たとえば、2,000万円の物件をフルローンで購入したケースを考えてみましょう。
手取り家賃収入は月額60,000円で、
借入金利は1.5%、借入期間は35年で計算します。
すると、毎月の収支は1,236円のマイナスキャッシュフローとなります。
この状況で、毎年100万円ずつ繰り上げ返済していくと、
13年で完済することが可能です。
また、繰り上げ返済にあたっても、毎月の返済額の負担が減少していく
「返済額軽減型」を選択すれば、返済のたびにキャッシュフローは改善していきます。
さきほどの条件で返済額軽減型を選択すると、
1年目には毎月1,900円のプラス収支となり、
2年目には5,109円、5年目には15,225円と、手元に残る現金が増えていきます。
このようにキャッシュフローが改善していくので、
その分を繰り上げ返済に充てることができるのです。
これが、不動産投資が資産形成において効果的な理由です。
資産形成の重要な要素である投資支出額を、あなた自身の給与だけでなく、
入居者の家賃収入も活用できる点にあります。
そして、マンションのローンを完済することができれば、
手元に家賃収入が残ります。
これを投資支出額として、次のローンの返済に充てることができるのです。
この点、ローンで不動産を購入したとしても、
そのままほったらかしてしまっては、
借入期間が終わるまでローンが完済することはありません。
積極的に投資資金を投入し、繰り上げ返済を行うことで、
資産が増えていくのです。
よく不動産投資を行っても投資効果が少ないという方がいらっしゃいますが、
それは最小の自己資金で不動産を購入したきり、
自己資金を投下せずに、繰り上げ返済を行わないため投資成果を実感しづらいのです。
繰り返しになりますが、大きな資産を築くためには、
投資支出額を確保し、その額を増やしていくことがカギとなります。
そして、不動産投資は株式投資とは異なり、
日々の値動きには左右されることはありません。
値動きに一喜一憂する必要がないため、本業にも集中できます。
仕事に打ち込んで成果を上げ、収入が増えれば、
投資に回せる金額も増え、資産形成のスピードも加速します。
また、お子様の学費やご両親の介護、突発的な支出があって、
投資に回すお金を確保できない時期が訪れることもあるかもしれません。
そんなときでも、不動産投資であれば、
入居者の家賃収入をローンの返済に充てることができるので、
資産形成が途絶えることはありません。
少額の投資資金で、大きく儲かるような投資商品はありません。
投資で成功するためには、
ご自身の給与のなかから一定額を投資に振り向けることが不可欠です。
それは不動産投資も同様です。
しかし、自己資金を継続的に投入して、繰り上げ返済を行い、
ローンを着実に返していくことができれば、
想像以上に大きな資産を作ることが可能です。
当社のオーナー様で資産を長期的に増やされている方の多くが、
繰り上げ返済を行ってローンを完済。
そこから得られる家賃収入を再投資し、さらに資産を大きくしています。
まずは、毎月の給与のうち、
どれだけの割合を投資に充てるべきかを考えてみてはいかがでしょうか。
株式会社日本財託 インサイドセールス部 O・M
◆スタッフプロフィール◆
東京都青梅市出身の31歳。
インサイドセールス部で不動産投資に関心のあるお客様のニーズを引き出し、最適なご提案をしています。
今年の花粉は薬なしで乗り切れました。
花粉のピークは過ぎたので外出もしやすくなりそうです。
今年も大好きな野球観戦にたくさん行き、推しの球団や選手を増やしていきたいと思います。