息子のブレイクダンスから学ぶ情熱と努力
2025/04/10
お子さんのダンスバトルを観戦したK・Kさんとダンスバトル会場
小学校4年生になる私の息子は、ブレイクダンスに熱中しています。
約3年半前、小学1年生の秋から
見た目がかっこいいという理由で始めました。
今では他の習い事を全て辞めて
ブレイクダンス一本に絞るほどの情熱を注いでいます。
平日は主に自主練習を行い、金曜日はレッスンがあるため、
スタジオで夜8時から11時半まで練習。
帰宅は深夜12時半ごろになることもあります。
土日は主にダンスバトルの大会に参加し、神奈川県、埼玉県、茨城県、千葉県など
ダンスバトルを開催している場所を巡っています。
過去には、コーチと一緒に飛行機で高知県まで遠征したこともありました。
ブレイクダンスの大会は想像以上に厳しい世界です。
「ピックアップ」と呼ばれる予選を通過しないと
本戦のトーナメントに出場できません。
例えば60〜100人の参加者がいる場合、
審査員の前で踊って高評価を得た16人だけが
トーナメントに進むことができます。
参加料を払い、遠方まで行っても、
予選で落ちればバトルすらできない過酷な世界です。
ブレイクダンスを始めたばかりの息子は、
人前での演技に緊張して自分の力を出し切れず、
本戦に進む前に敗退することがほとんどでした。
ですがブレイクダンスを始めて1年半ほど経ち、
徐々に練習の成果が表れ始めて、
小さな大会では、何度か優勝も経験するようにもなりました。
2024年10月に渋谷サクラステージで開催された
「KOSÉ BREAKING FES」では、
中学3年生以下の部門に出場しました。
参加者が130人を超えるこの大規模大会で、
息子はベスト8まで進出することができたのです。
本番前は「吐きそう」と言うほど緊張していましたが、
それを乗り越えて踊る姿に、親として大きな感動を覚えました。
息子の情熱と努力を日々目の当たりにすると、
自分も仕事への向き合い方を見直さずにはいられません。
小さな体で一生懸命に技を磨き、何度転んでも諦めず挑戦し続ける姿には、
大人である私も学ぶことが多いのです。
「今日はここまでしかできなかったけど、次は絶対できるようにする」
前向きに話す息子の姿勢は、
私の仕事への取り組みにも良い影響を与えてくれています。
日本財託に勤め始めてからは、
土日のどちらかで休めるようになったので
ダンスバトルに付き添えるようになりました。
子どもの成長を間近で見られる喜びと、
それを支える会社の環境に感謝しながら、
これからも親子共に成長を続けていきたいと思います。
日本財託 流通事業部 K・K
◆ スタッフプロフィール ◆
東京都立川市出身の48歳。
流通事業部に所属し、1棟収益物件の販売をメインに仲介業務に従事しております。
今の楽しみは長男(小学校4年生)のダンスバトル(ブレイクダンス)の観戦です。
ただ、野球をやりたいと急に言い出したので、ブレイクダンスをやめてしまうのではないかと心配しております...