【資金の効果的な運用】No.406
金融資産の再配分―株式投資から家賃収入へ軸足を移した理由

S・T様(男性) 58歳 東京都在住
きっかけ
不動産投資に興味を持ったきっかけは、
昨今の不安定な情勢の中で金融資産の再配分を検討したことからです。
もともと国内外の株式を中心に運用していましたが、
相場の下落リスクを強く意識するようになりました。
そのため値動きが比較的落ち着いており、
定期的なキャッシュフローを得られる資産への移行を考えたのです。
また、古い友人が新築ワンルーム投資をしている話を聞いたこともあり、
不動産投資への関心が一段と高まりました。
その後、関連する様々な書籍を読み漁る中で出会ったのが、
重吉勉著『不動産投資が気になったらはじめに読む本』です。
その中には、
「東京の中古ワンルームが有力であること」
「空室や滞納など8つのリスクと対策が明確に描かれていること」
などが書かれていました。
こうした記載に納得感があったことから日本財託とコンタクトを取り、
具体的な物件のご紹介をいただきました。
1戸目の検討時は別会社の新築と中古を並行して見ていたのですが、
新築と中古で物件を探す際に大きく異なっていたことを覚えています。
新築は物件数がかなり限られる中で、
あたかも私自身が住むマンションを購入する感覚。
一方で中古は、豊富な物件の中からエリアと予算を考えて決める。
いわば住みたい賃貸マンションを探す感覚です。
物件を選ぶ際は、私がもし独身だったらどうか。
性別や年齢が違っても長く住みたいと思えるかどうか。
さらに利便性の高い駅や商店街、飲食店へのアクセスの良さ、
周囲の環境のバランスを考慮し、
落ち着いて住めそうな立地や部屋かどうかを重視して購入を決めました。
オーナーになり、退去や入居のプロセスに直面した時、
私がたどった物件探しの過程を新たな入居希望者も辿るのでしょう。
実際に新しく入居者が決まり、賃貸借契約が締結されると、
物件探しの考え方は間違っていなかったのだと感じ、とても安心できました。
そもそも日本財託に良い物件をご紹介いただけたおかげで、
オーナーになれたことを忘れてはいけないとも感じています。
物件を購入した後にとても良かったと感じたことがありました。
それは「連絡の迅速さ、手続きのスムーズさ」です。
「退去の連絡がありました」というメールや電話をはじめ、
ポータルサイトやスマホアプリの活用も含め、
最新の状況がいつでも確認できました。
ちょうど引っ越しシーズンだったこともあり募集開始の翌日に問い合わせがあり、
翌々日にはあっという間に申し込みへ。
空室の不安を感じる間もありませんでした。
最後に、不動産投資を始めるきっかけである金融資産の再配分をした、
その後について一言。
私は株式投資を始めとしたキャピタルゲインを狙う考えから、
家賃という定期的な収入を得られるマンションオーナーに軸足を移しました。
現在の物件価格や家賃の上昇が、
今後のマンションの資産価値にどのように影響してくるかは見通せません。
しかし「家賃収入」という一定のキャッシュが定期的に得られることは、
精神的に大きな安心感となります。
個人事業で毎月の収入に変動があることや、今後もし働けない期間があったとしても、
一定の生活水準を保てるという心強さもあります。
50代の私にとって、家賃の存在はとてもありがたい支えになっており、
年金やインフレへの不安を大きく和らげてくれています。

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